フィリピン型カリ・エスクリマについて

誤解があるようだが、カリやエスクリマはフィリピン現地人の伝統武術ではない
太平洋戦争以前の植民地支配で奴隷扱いをされていた現地人が格闘技を学ぶのを看過する白人は存在しない
なぜなら、その矛先が間違いなく自分達白人なのは明白な状況でカリやエスクリマなぞ伝承させない

実はカリやエスクリマを学んでいたのは現地人ではなく、農場主だった白人のスペイン人であり
現地人が反抗してきても銃器や剣槍を使って殺したり片輪にすることなく、ボコボコに叩きのめすための技術として使われていたものである
だからこそ殴っても大怪我しないオリシ棒が得物として使われているのである

この技術は当然ながら白人のスペイン人師範から白人のスペイン人生徒へ伝承され
その後、アメリカ領になってからも同じで白人のスペイン人師範から白人のアメリカ人生徒へ
やがて白人のアメリカ人師範から白人のアメリカ人生徒へ伝授されて行く
この流れがあったからこそアメリカ海兵隊やFBIに採用されているのである
現地人が学べたとすれば、白人が自分を殴るときの動作を覚えていたか
雑用係りで屋敷内に出入りしてるときに白人が練習してる姿て見て技を盗んだかのレベルである
この件に関する状況証拠は、かつてスペイン領だった南米である
彼の地にもカリやエスクリマと同様の棒術
ガローテ トクヤーノ フエゴ デル バーロが存在する
これらもスペイン農場主や牧童が現地人を使役する際に用いた技術であり逆らった現地人を痛めつけるために用いられた技術なのだ