人間は顔面に向かってくるものに対して最も恐怖を感じる。

これは、最も大切な器官である脳を守るための脳幹由来の先天的な自然な反応である。

この自然な先天的な反応に、後天的な防御の技術を結びつけることによる

相乗作用によって脳は発達する。

顔面への攻撃を受ける距離であるにもかかわらず、相手の攻撃に対して顔面を防御しない

極真のような顔面無しの撃ち合いはこの脳の自然な反応を抑制して、脳にとって

不自然な、顔面の防禦を二の次にした動きを脳に刻み込んでしまうのだ。

子供のころにこのような脳にとって不自然な動きを刻み込まれた悪影響は

深刻である。

極真会員の知的レベルが低い原因はこんな点にもありそうである