最終日、「北海道における朝鮮半島出身者の遺骨について」をテーマに薬王寺住職田中清元師より自身の取り組みについてお話しをいただいた。

宗門は2006年より朝鮮半島出身者の遺骨返還事業を日本政府に協力しその取り組みを開始しているが、田中師は国の返還事業以前より開拓殉難者の慰霊供養を行っている。

北海道にも炭鉱労働、開拓事業などで多くの労働者が朝鮮半島から集められ、その数はおよそ10万人ほどになるだろうといわれている。

故郷に帰ることができなかった遺骨について、仏教者として供養していることも報告された。




2013(平成25)年度第1回全国人権擁護推進主事研修会
http://www.sotozen-net.or.jp/column/jinken-forum-2013-12.html