もう30年前の話ですが。。。。
高卒後、即入隊し前期教育後に空挺候補生として後期教育は第一空挺団にて。私は
前期教育での成績が上位クラス+体力検定1級をクリアしていないと候補生になれない時代でした。
皆さんが考えている以上に訓練は過酷です・・・・後期訓練中に適正検査があり、それに合格しないと後期訓練後の
空挺教育にも進めない事になります。(第一空挺団にも残れなく他の部隊への移動になります。)
他の部隊の後期教育とは異なり内容も過酷で私の時で5人ほど病気や怪我で入院者がでました。
朝6時起床後の2kmのランニングや寝る前の腕立て300回は当たり前で。。。
夜中にたたき起こされるのはよくありました。
昼間の訓練は空挺団の近くにある演習場で行われる事が多く移動は駆け足が当たり前の状態です。
除隊後、予備自衛官に登録しているので守秘義務があるので詳しくは書けません;;
後期教育後に空挺教育を経て空挺団所属する事はできましたが、落下の際は
スカイダイビングとはかけ離れていて、落下傘とヘリ機内の
フックを結んでいた。ヘリから飛び出します。
高度は300mです。
それから5年後に空挺レンジャーにいかされ。。。。。
地獄を見ました。
その際に腰を痛め、別の部隊(普通科)で数年勤務しましたが、除隊しました。
今だったら笑える話ですが、訓練中に脱走する者、落下の際の不慮の事故と色々と
見てきて、決して人には進められる事はできません。
陸自で胸に付ける「徽章」体力検定1級・空挺徽章・レンジャー徽章の3種類を除隊まで、
付けられた事が唯一の勲章です。