>和歌山県フライヤー連盟:
>山の不法ゴミ、空から監視! 県が愛好家と連携
> ◇ハンググライダーから無線で通報
>ハンググライダーやパラグライダーの愛好家でつくる「和歌山県フライヤー連盟」(向平昭良理事長)が、
>飛行中に不法投棄のごみを見つけた場合、県に通報する協力活動に乗り出す。近く県と協定を結ぶが、空
>から監視の目を光らせるスカイスポーツ団体との協定で不法投棄ごみ対策に乗り出すのは全国初という。
> 同連盟が「目の届きにくい山間部などの不法投棄を減らす役に立てば」と提案。協定では、不法投棄を
>見つけた場合、着陸後に県に通報するよう会員に協力を求める。実際の投棄場面に遭遇した場合などは、
>無線で地上の仲間を通じて通報する。デジタルカメラを持参し、現場を撮影することも検討している。
> 連盟会員は約100人。竜門山(粉河町)など県内4カ所に主なフライトエリアがある。温暖な県内は、
>特に冬場は全国から愛好者が集まり、多い時は1日100人以上が飛んでいるという。大江一美副理事長(46)は「この活動で、危険なだけのスポーツという一般の認識を変えたい」と話し、県外の愛好者にも協力を依頼する。【近藤修史、写真も】
>毎日新聞 2005年3月22日 大阪朝刊
>毎日新聞大阪本社紙面から