>>741
マジレスすると。

シャフトがしなるのも、土台=バットがしっかりしてるから。
ほら、キューを横から叩いてしなりを見るときは、グリップ部をしっかり握って、擬似的にバットをしっかりさせてるわけだ。
バット+掌+腕、この質量で土台を固めてシャフトのしなりを見るわけだ。
試しに5本の指先だけでグリップ部分を持ってキューの横を叩いてみ?
しならないよな?

撞くときは、球にもよるけど、必ずしもグリップをしっかり握りしめているわけじゃない。
とすると、バットがしっかりしてるかどうかが大きく影響してくるわけさ。
現代のキュー=バットが細身で軽くてガチガチだと、土台が脆弱でシャフトがしならないってことなんだわ。
こうなると、シャフトの質を問う手前の問題になってくる。
シャフトが良かろうが悪かろうが、シャフトの質が問われるしなりまでいかないんだから。

意図的にシャフトの質とかなんとかって問題にならないようにしてるんだろうな。
で、それをシャフトのハイテクの特性で補う。
それが現代のキューなんだって気がする。

キュー作りは昔っから難しいと思うけど、その「難しさ」が昔と変わってきたってことだね。
昔はキュー全体のトータルバランスを取る難しさ。
現代は、上手く貼り合わせたり、上手くコアを入れたり、上手くシャフトの先端に穴空けたりって難しさ。