>>115
例えば右をひねった場合を考える。
1)右を撞いたことで手玉はキューのスイングライン(撞線)より左へズレて走る
2)しばらく走ったあとカーブが少し出てスイングラインに向かって進路がかわる
3)手玉はスイングラインへ近づいていきやがて交差する。交差した瞬間ならズレは0
手玉と先玉の距離が近くて(1)の状況でヒットするなら狙いは正しい厚みより右
逆に距離がたっぷりある(3)の状況なら狙いは正しい厚みのまま

距離、ショットスピード、ショットタイミング、キューを立て気味にしたか平行にしたか、
そういうもろもろの状況全てが絡み合った状態でカーブやズレは発生するので
考え始めると難しい。

ちなみに見越しって言葉の使い方があいまいになってきてるけど本来は
ズレやトビって言うのが正しい。で、そのズレやトビを考慮して補正した
方向へ撞くことを「見越しをとる」とか「見越す」とか言う。

で、ハイテクってのはショットタイミングがズレても(ちびったりして)
普通に撞いたときと同様にズレが小さくなるようにシャフトがフォローしてくれる。
立てキューで撞いたときはノーマルよりカーブが出やすく、ズレがちいさくて
カーブが出る分逆に見越しをとる必要があったりしてこれはこれで難しい。