同じ671でもフルソリだったら飛びつく
スモールプラグスペシャルはStiバージョンが出なかったのが残念

↓↓ 当時の村上ってこんなに語ってたっけか・・・・

【カタログから引用】 
この竿の原点は現行の601MLXB-Sなんです。
あの竿を手にした時、スモールプラグを投げられるベイトの竿という新しい世界にハッとしましたね。
ですから、あれはあれで素晴らしい竿なんやけど、それをもっと突き詰めて、極めて専門化されたスモールプラグ専用の竿を作ろうと研究した結果がこれなんです。
やはりソリッド・パワースリムというのは偉大なブランクであって、その気持ち良さは筆舌に尽くし難いものがあるんです。
で、それでもっと気持ちようしたくて長さを持たせたんです。6フィート7インチという長さを。
長さはパワーと一緒で、長ければ長いほど魚のパワーをロッドのしなりで吸収するんです。それがボクは好きなんですよ。長さを遊ぶ、いうんかな。よう飛んでいきますよ。
ロッド全体にウェイトが乗ってね。すごいしなやかな荷重移動でね。
で、チタンガイドじゃないですか。だから竿の力の抜けの良さ、これは特筆でっせ。
フルスイングでもふつうのキャストでも、ガイドが重たいとキャストの後で慣性の法則が働くやないですか。それがチタンだと起こりにくい。だからすごく気持ちいい竿に仕上げってますね。
おまけにすごく繊細なもんだからスモールプラグの挙動が手に取るように分かる。
ドドッと首を振っているとか、ウィードに絡んだとかね。その感度の良さって言うのは、手元に来る感度の良さではなくて、ロッド自体が震える振動の振幅で感じられるものなんやね。
だから何ていうか、手でモノを触っているような感覚なんやね。
それやからアタリを取るということに関しても高次元でまとめられておって、しかも遠投性もあるしいいんじゃないかな。
12mmサイズの元ガイドが付いているのも飛ばしへのこだわりやね。
飛ばすこというのはすごく感覚的に気持ちエエことやからね。
まあ、何から何まで気持ちエエ、それを狙って作った竿です。
みなさんにもその感覚を味わって欲しい、思います。