>>493
まだ理解出来ていないのか

矛盾していない
表面の数本が繊維破断するのと
束全体が繊維破断で、すぐに崩壊するのでは大違い

8本撚りは接点が点でその部分の毛羽立ちは非常に早い
繊維の量、数自体が8本撚りは4本撚りよりも少ない束になるので
崩壊までが早い

一つの束が崩壊すると全体のバランスが崩れて
他の残った繊維は、本来のライン強度(正しくは強力)も発揮出来ない

破断伸度の特性から、テンションが強く掛かっている状態で束の崩壊が起こると
その引張強度に耐えられていない→束の一つが崩壊
→当然、残された繊維はその引張にさらに耐えられない→連鎖的に瞬間的に全体が切れてしまう
これが高切れ、アワセ切れのメカニズム、だからPEラインにリーダーは必要になる仕組み

4本撚りも真円度の低さから、角になる外側は毛羽立ちはしやすいものの
良い意味で変形しやすい特性から棊子麺のように平面的になり
一箇所に集中して繊維破断するのを防ぐ
良い意味でネジレと変形しやすいのが4本撚り
変形後は、全体の束の半分で応力と負荷を分散させて集中させない
それが粘りの違いを生む

飛距離と潮に流されやすい、糸鳴りの問題は抱えるが
根ズレ、歯ズレに8本撚りなどよりも粘る、強いのが4本撚り