>>190
バルサ製のルアー制作でドブ漬けトップコートをするのは
硬いストラクチャとの接触でルアーが破損するのを防ぐとかよりも
(ソルトゲームで)歯の強い魚に壊されないようにとか
トレブルフックで塗膜に穴を開けられてしまわないようにという意味合いが大きいかも
ぶっ壊れるほど衝突は別として、むしろストラクチャにこすれる程度のキズなら
柔らかいアクリルラッカー層が緩衝材になるだろう?から気にしてない :)

本来なら下地コーティングで厚さをかせいでおいて
→ Mr.カラー(アクリルラッカー)で着彩 → クリヤーコートで表面保護
っていうのが王道(?)だけど
下地を厚くする場合は乾燥養生をしっかりやらないと
下地の硬化収縮による着彩層にシワなどのトラブルが発生しやすくなる
(アルミやホロシートも然り つ前スレ91の2枚目)
かといって下地を厚くしてから長くほったらかしておくと
着彩するときのシンナーでセルロースがヒビだらけになったり…と見きわめが難しい :(

下塗りで気をつけなくちゃいけない点がもうひとつ
ホワイトやサーフェーサの厚塗りはあまりよくない
柔らかいホワイトの下塗りが厚いとホワイト層自体が硬くならないこともあるが
下地コートの硬化不良・遅延をひきおこして完成後に着彩層がトラブる :(

そんなわけで下地はほどほどにしてトップコートで頑張ることになるんだけど
"色流れガー"のトラブルとか :D
トラブルを経験し失敗を乗り越えて… そんなムダがを懐かしめるようになって
自己満足にひたれるのがバルサの醍醐味かもしれない :D

ワ無し氏の瞬間接着剤含浸によるベースコートは
後工程でのコーティングを楽にできそうという意味でたいへん興味深い
前スレまででも何件かその手のカキコミもあったし
ワ無し氏においては十分な実績もあるとのことだからよいものなんだろうね
…慣習化した自己満足のメソッドからはなかなか抜け出せないものでまだ試してない :(