大量生産品なのにハンドメに似た動きだしなぁ

よくあるバルサミノーとも違う
割って中を解剖した人なら分かると思うが
タルクパテのような厚みのあるコーティングがされている

比重の軽いバルサミノーとウッドミノーの中間的な比重
しかも内部ウェイトに頼らず、
全体的に外側の部分で重みのあるコーティングにより、あの水に馴染むヌルっぽさを出している設計

同時に面倒で手間の掛かる、
バラ付きの出るセルロースセメントなどのドブ漬け工程を一気に省略している製法

これに似た効果で、さらに強度を高め、割れ難く、浸水もしないのが
バルサのハンドメイドに瞬間接着剤を含浸させた製法
木目に沿った割れも防ぎ、木材の繊維と樹脂の融合

セルロースセメントなどで作る一般的なコーティング層の厚みで
鱗やエラ蓋などの造形も死なない、表面のディテールも精緻なまま作れる
ただし、大量生産には向かない

よりウッドに近い比重と水馴染みの良い釣れる動き、ナチュラルな物になるし
バルサ、ウッド、ABS樹脂のプラルアーよりも頑丈

ラパラも昔は気軽に改造できたけど
今は高くなっちゃったし、オリジナルの良さで大切に使った方がいいかも