外来魚駆除費削減に疑問の声 国に支援求める滋賀県

財政悪化が見込まれる滋賀県が、外来魚駆除への補助金を減額する方針を示したことについて、
11日の県議会で、県議から「国へ駆除の財政支援を求めながら、県が予算、目標を減らすのは道理が通らない」と
県の水産戦略に疑問の声が出た。県は漁業者の減少などで駆除目標が達成できていない現状を説明し、
来年度の駆除目標引き下げを検討するとした。

県は今年11月、財源確保に向けた事業見直し案の中で、県漁業協同組合連合会が行う外来魚駆除事業や、
県水産振興協会が行うホンモロコの生産・放流事業への補助金減額を明記した。

見直し理由として、外来魚対策では、魚の小型化や刺し網漁を行う漁業者の高齢化による減少などで、
駆除目標の半分程度しか達成できない年があると説明。本年度も目標(310トン)に対し、180トン程度にとどまる見込みのため、
来年度から目標を250トンに減らすとした。

ホンモロコでは、過去最低の漁獲量だった2004年の5トンから15年は16トンに回復し、
一部で稚魚の増加が確認できるなど「危機的な状況は脱した」との見解を示した。
その上で、放流量は変えず、緊急対策として06年度から増額した補助金を見直すとした。

質問した杉本敏隆県議(共産)は、外来魚駆除について、「駆除量が減ったから目標を減らすのではなく、
漁業者が積極的に駆除にあたれるような方策や努力が必要だ」と抜本的な対策を要請。
ホンモロコは「ピーク時(1974年)の370トンの漁獲からみれば、まったく回復したとは言えない」と指摘し、
増やす取り組みの充実を求めた。

バス単一相に向かうとの研究発表とは異なり、在来種が増えちゃってwww
補助金減らされると慌てふためく駆除派の皆さんw w w
国や地方の財政をかえりみず、自分の事しか考えず悪あがきしています。
と、滋賀県がホームページで晒していますw w w