補助金不正受給:日田・津江漁協、外来魚駆除せず

大分県内水面漁協連合会は17日、日田市の津江漁協がブラックバスなどの外来魚駆除のための
国の補助金2007〜2009年度分約165万円を不正に受給していたと発表した。

同連合会によると、津江漁協は実際に駆除事業を行わず、各年度末に虚偽の実績報告書などを作成し、
県連合会に提出。職員の給与などに充てていた可能性があるという。
津江漁協は全額を返還している。

先月、津江漁協の組合長(当時)が漁協の許可を取らずにブラックバス釣りをしていた
男性を散弾銃で脅したとして、銃刀法違反などの容疑で逮捕された。
逮捕後、漁協への県の聞き取りで、不正の端緒が発覚したという。

2010年9月18日 毎日新聞朝刊