息子との会話
息子「このあいだ社会の授業で憲法の平和主義をやったんだけどさ、もしも外国が攻めてきたら自分は闘うか闘わないかっていうテーマで議論したんだよ。」
僕「で、どう答えたの?」
息子「僕はやっぱり闘うって思うんだけど。」
僕「でもさ、憲法第9条で日本は戦争しないって言ってるのに、なんで外国が攻めてくるの?」
息子「あ、そうか・・・。」
僕「つまりはその設問自体が現実的でないってことじゃん。それくらい気づけよ。」
息子「うーん・・・。」
僕「もう中3なんだから、そうやって先生をやり込めるくらいのひねくれ方をしてほしいもんだな。」
息子「オレって素直だからなぁ。」
それにしても、そういう間違ったロジックで憲法改正賛成なんていう人も少なくないんだろうなぁ。
毎日新聞のネットアンケートを見たら、「社会保障制度をどうしたらいいか?」っていう設問で、「国民の負担を大きくしてでも保障を充実させたほうがよい。」「国民の負担を減らして保障を縮小したほうがよい。」の2つしか選択肢がなかった。
これもおかしい。「国民の負担を少なくして保障を充実させたほうがよい。」という選択肢だってあり得るはずなのに、あえてその選択肢を入れてないところに作為を感じる。
そうやって巧妙に世論が操作されているような気がする。