京都労働局は26日、15年にわたり釣りガイドなどで副収入を得ていたとして、
京都七条ハローワーク(京都市下京区)の男性職員(39)を
国家公務員法違反で戒告処分にしたと発表した。
男性は同日付で依願退職した。

同局によると、男性は学生時代から自前のボートに釣り客を乗せて釣りスポットを案内しており、
同局に採用された1994年以降も休日にガイドを続けていた。
釣り具メーカーと契約して新製品のテストをしたり、
専門誌に寄稿するなどして年平均約110万円を稼いでいたという。

6月下旬に匿名の通報で発覚。
男性は「趣味の延長で始めたのでプロの意識は希薄だった。退職してプロの道を歩みたい」と
話しているという。