ウグイスが鳴き春の訪れを感じ始めた頃、仕事も手につかない程に私は胸を踊らせていた。年に一度、待ちに待った桜脱糞祭りだ。
春風が激しく吹き荒れ桜が散った4月はじめ。
いよいよ明日決行だ、、!
ちょっと下痢っぽくするために前日は牛乳しっかり飲み、ご飯もたらふく食べる。
春風で桜が散り桜の絨毯になってる川縁で、菜の花が多い場所を選び先ずは下半身全裸で激しい音と共にうんこ。
大量かつペースト状のうんこにハエが早くも集り勝利の舞を踊る。ふふっ。気の早いやつらめ。と心で話しながらお尻を川で洗いキレイにする。
そして積もった桜の花びらを両手いっぱいにかき集めうんこにまぶす。そう、これがこの時期にしかできない桜うんこ物語だ。
茶色とピンクが織りなすハーモニー、それをパッと華やかにさせる黄色い菜の花のアクセント。
暖かな太陽と小鳥の囀り、鼻腔をくすぐるうんこと春の香り。
そんなひと時に私は頬を赤らめるのだった。