>>240
空中での揮発と水中での物質拡散は、別だし
疎水性水和や界面での鬩ぎ合いもあるよ

物質は水流のみで拡散する訳じゃない
物性による反応の違いで様々だし
親和性、水和性による水馴染みの良さで広く拡散させる手法を選ぶか
疎水性があっても完全に分子の結合、反応が無いわけではなく
疎水性だからこその強みもある(簡単に落ちない、効果が続く)

水の入ったコップに塗料を滴下した際の
塗料そのものはサッと溶けないが簡単な分離で終わらず
塗料内の水溶性の物質が反応し溶けて拡がろうとする
それと同時に水溶性では無い成分はそのまま溶けずに残る
溶けない部分だけを見れば、水に浮かんだギラギラした虹色の油膜なんかと同じですよね

完全にお互いで分離し合う安定状態では無く
塗料内に含まれる成分の一部は溶けて、一部は溶けない、だから起きる拡散
これは一切の水の流れ、移動が無くても激しく反応します
水和、水溶、溶けて行くのに乗って、
溶けない物質、成分が拡散されながら運ばれる仕組みです

バークレイ旧アトラクタントも塗料と同じで様々な成分が含まれています
味蕾に薄まった成分、小さくなりながらも溶けていない成分の粒子が吸い込まれれば
水溶性の強いフォーミュラ、アトラクタントよりも
強いニオイ、濃い味になるのでしょうね