>>232
>>学者さんの申した話でいえば水中での臭いの拡散スピードは速いはず

それはどちらの先生のご説明でしょうか?

物理学的には一概に早いとは言えません。匂いの拡散スピードはそのほとんどが水流に
依存するからです。つまり水流が早ければ早く拡散し、遅ければ遅く拡散します。
もし水流がゼロで完全無風、温度変化による対流も無しの状態だとしたら
(自然界ではありえませんが)、1立方メートルでさえ到達するのに何年とかかるでしょうね。


>>魚の嗅覚の鋭さというのは分別とか分析力ではなく、水中で薄まった臭いでも
嗅ぎ分けられるというもの遠くのモノを嗅げるのではなくあくまで薄まった匂いでも
わかるというものでしょう

それは間違っています、というかあなたの答えには矛盾が生じています。
「嗅ぎ分ける」とは言葉通りに取るとまさしく「嗅いで分ける」であり、「分ける」ということは
分別、分析に当たります。

もしあなたが「嗅ぎ分ける」という事を「探知する」という意味で使われているのであれば
(その場合、日本語的には「嗅ぎ当てる」が正しい使い方ですが)、前述のサケの説明で
お話した通り、魚類の嗅覚器官は遠くの臭いを探知できますし、更にその匂いの構成物質である
数十種類のアミノ酸の構成を嗅ぎ分ける能力があることは科学的に証明されております。


>>遠くから呼ぶなら水面を叩く方が集魚効果ははるかに高いと思えます
それはその通りです。そんな目的でフォーミュラを使うことはあまりに非効率です。
バズベイトでキュラキュラする、ビッグベイトでアピールする方がはるかに効果は高いです。