ガソリンタンク容量50リットルのクルマのガソリンタンクが壊れて、元と同じ部品が手に入らなかったので容量40リットルのガソリンタンクに交換しました。
燃料計の目盛りは満タン表示でも、交換後の実際の燃料量は40リットルです。
燃料計の目盛りが半分になった時、交換前のタンクなら残量25リットルでしたが、交換後は20リットルです。
燃料計は実際のガソリン量を見ているわけではなく液面の高さを見ているので、タンク交換後は交換前に比べて同じ目盛りでも残量は20%少ないわけです。
そのクルマには航続距離計も付いていますが、直近○km走行での残量の減少(液面の降下)量から残航続距離を推測する、という方式で割り出した数値を表示するため、タンク交換前と比べて航続距離は20%短くなります。
ドライバーは以前に比べてガソリンタンク容量が20%減ったという情報が与えられなければ、そのクルマの燃費が20%悪化したと感じるでしょう。

こんな感じ?