携帯電話大手3社の2017年4〜12月期決算が7日出そろい、
いずれも売上高は前年同期を上回った。
会計方法を見直したNTTドコモ以外は営業利益も増えた。
最上位機種の「iPhone(アイフォーン)X(テン)」は期待ほど売れなかったものの、
動画や金融など通信以外の事業が好調だった。
昨年11月に発売された「X」の販売は「(9月発売の)『8』と合わせて
例年の新機種並み」(大手幹部)にとどまった。
ドコモは動画配信の「dTV」などが好調で、通信以外の営業利益が17%増えた。
KDDIは電力販売など通信以外の事業の取扱高が前年比1・5倍に。
1月にはさらに、英会話教室のイーオンホールディングスを買収。
「新たな成長を目指す」(田中孝司社長)という。