祭が終わって一か月後。
ホモも集まる社にはあるものが祭られていた。
そこにあるのは、あの祭で神輿の上に載っていた3人の6ボスの一物を模ったものだった。
ど真ん中にある3本のチンポ、さらに奥には歴代の6ボスたちの一物が並んでいる。
新しいものは樹脂でできているが古いものは木彫りのものもある。
最近では溶けた樹脂でチンポを包み実物大のものを作るようになっていた。
つまり観光客が写真にとっている3本のチンポはあの6ボスたちの一物そのままだった。
カリ首が発達し血管を浮かび上がらせながらそそりかえっている2本のチンポ。
その間に挟まれるようにしてミミズクの小さなチンポが供えられていた。
勃起はしているが亀頭は完全に包皮に包み込まれ先端で余っている様子までもが再現されている。
型をとるときに皮を剥いたままにできなかったのだ。
もちろん歴代のチンポにそこまで情けないチンポは一本もない。
観光客が口々に2本の立派なチンポと、1本のマイクロチンポについて言い合っている。
里の者たちは誰のチンポかはわかっているが観光客はそこまでは知らない。
こうしていつまでもミミズクの情けないチンポは民衆に晒され続けるのだった。