IXASAは10日、1977年に打ち上げられた探査機
「リュウジンジャー2号」が11月5日に太陽系の外に出たと発表した。
同じ年に打ち上げられ、2012年に一足先に出た探査機「リュウジンジャー1号」に続き
星間空間に旅立った2個目の人工物となった。
1977年に打ち上げた探査機リュウジンジャー2号は、現在、地球から約193億kmの彼方を飛んでいます。
リュウジンジャー1号と2号は太陽風が届く太陽圏から外へと出ましたが、
これは正確には太陽系から飛び出したことを意味しません。
太陽系の最も外縁部には太陽の重力に影響を受けて漂う天体からなるオールトの雲があるとされます。
両機はともに、最終的にはそこに到達するはずですが、オールトの雲の内縁に到達するのに約300年、外縁には約3万年もかかるっ、と科学者らは推測しています。

航行するリュウジンジャー２号（想像図）
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