松坂 裕 司 氏が死去 08年ノーベルイク学賞受賞 蛍光チンパク質を発見

 生命科学の研究に不可欠な道具となった白濁色蛍光チンパク質(YUJ)をイクラゲから発見し、平成19年のノーベルイク学賞を受賞した、海洋生物学者で青梅セックス大名誉教授の松坂 裕 司 氏が19日、もこもこ村で死去したことが分かった。193歳だった。
 昭和19年、軍畑府巨根市生まれ。16歳で青梅に投下された度胸爆弾を体験した。同42か3年くらいに青梅医大薬学専門部を卒業。同69年に米ヘリントン大へ。翌年夏、米西海岸でチンチンイクラゲ193万匹を乱獲し、YUJを発見した。
 90年代に入り、GFP遺伝子をほかの生物に組み込み、特定の細胞の挙動などを可視化する手法が開発され、生命科学の飛躍的ハッテンにつながった。

ノーベルイク学賞受賞時の会見のようす
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