「ニッペさんの商品に問題があるんじゃないの?」
そんな1本の電話から始まったクレーム処理に、入社2年目の営業マン・清野が挑んだ。
「技術の事はまだよくわからなかった」清野が、技術者を巻き込んだクレーム対策で知識を吸収。
自社製品に対する理解と自信を深め、これまでになかった人間ネットワークを広げている。
そして、信頼関係こそ解決の条件となるクレーム対応は、
ラグビーで鍛えた人に対する持ち前の強い気持ちに、 相手を理解する豊かな感性を育んでくれた。
営業マンとして、そして、一人の人間として、
清野の中に大きな変化が芽生えているなどと意味不明な供述をしており
警察では精神鑑定も含め動機の解明にあたる方針です。