したきりじぞう

 むかしむかし、魔法の森に人形遣いと純愛魔法使いが住んでいました。
紅魔館からの帰り道、人形遣いはけがをした地蔵娘をひろい、家で手当しお世話してあげました。
 ある日、帰ると地蔵娘がいません。「魔理沙あの子を知らない?。」
 「あの地蔵は悪い地蔵だぜ。私がつくったアリス生レバーかけ上海チャーハン
をこんなの見たらアリスさんが傷ついちゃうって捨ててしまったので頭をかち割ったら、どこかへ行ってしまったぜ。好きだぜ。」

 人形遣いは、地蔵娘を探しに出かけました。「成美、成美、お宿はどこだ。」
 地蔵娘が竹やぶの中から、「アリスさんよく来てくれました。どうぞうちに来てください。」
とごちそうや踊りでもてなしました。
 お土産は大きなつづらと小さなつづらとどちらがいいですかと聞かれた人形遣いは、
小さなつづらをもらって帰りました。家に帰ってつづらを開けると、たくさんの宝物が出てきました。

 この話を聞いたグルメホモは「俺もNRMちゃんのうちに行って、ALC臭つき笠もらいてぇなぁ。」
と出かけました。
「NRMちゃんのお宿はどこ…ここ…?。」
「おやどはここです。」
「ごちそうも踊りもいらないから、よだれかけと笠をもらって帰りますよ〜イクイク。」
と大きなつづらを背負って帰りました。

 グルメホモはわくわくしながら帰りましたが、つづらがあんまり臭いので、「たくさん宝物が入っているに違いない。ちょっと中を覗いてみよう。たまらねぇぜ。」
とふたを開けたとたん、YKR汁や泣きじゃくる吸血鬼や婚姻届を持った深海魚のお化けが出てきて、グルメホモはびっくりして「だれか助けてー。」と岡山の県北にある川の土手の下に逃げ帰りました。
おしまい