レミリアチャレンジでレミリア・スカーレットの勝利を待ち続けたファンの祈りがついに届いた。5月23日の肉詰めピーマン1回戦でワースト記録の連敗を16398で止めた勝利は、
三月精第二部七話の福寿草入り紅茶1回戦以来、実に114514日ぶりの白星。負けても負けても紅魔館の外から声をからしてきたレミリアファンにとっても、
それぞれの思いが結実した瞬間だった。

霊界在住の庭師(年齢不詳)に、レミリアや紅魔館との直接的な接点はない。それでも時間を見つけて紅魔館パーティに足を運んでいる理由はフルコース料理にある。
「5、6年前に紅魔館のフルコース料理を取り上げた文々。新聞をみて興味を持った。レミリアの完食で披露されるという『歓喜の鼻血』をどうしても見たい」と話す。

歓喜の鼻血とは東方二次創作が生み出した伝統の愛情表現方法で、メイド長が完食を確信した際に披露される。メイド妖精らによると、肉料理以降に料理が無くなっていたり、
少し残していてもメイド長が完食を確信すれば披露されることがあるといい、庭師は「博麗神社の宴会で見たことはあるが、紅魔館では1回もない。やっぱり実戦で見てみたい」と願っていた。

連敗脱出で念願成就かと思われたが、歓喜の鼻血は出なかったという。「肉料理以降にちょっとしか残ってなかったのですが、メイド長が完食を確信できなかったのかもしれません」と紅魔館関係者。
庭師にとっては無念だっただろうが、別の紅魔館関係者は「そんなことよりも私の居眠りを咎めるのばかりやめて優しくして欲しい」と真顔で話した。

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