よし。解説しよう。

新交通システムというのは本来は既存の鉄道やバスなどの短所を補う
無人運転式の未来型の交通システム全般を指す言葉だが、
その一種である中量輸送自動案内軌条式旅客輸送システムがデビュー
(日本初は神戸のポートライナー)したのがちょうど新交通システムという概念が
提唱された時期と重なったことと、おそらく見た目のインパクトもあり
いかにも未来的な感じなので、
中量輸送自動案内軌条式旅客輸送システム=新交通システムと定着してしまった。
だが本来の新交通システムには例えば横に動くエレベーターのようなもの
(かつてあった成田空港のターミナルビルとサテライトを結ぶものなど)
あるいは進化型動く歩道など広い範囲が含まれる。
そのため主要メーカーである三菱は「AGT」(Automated Guideway Transit)
と呼ぶことを提唱している。

ただピーチライナーの廃止でもわかるように高い場所を走り
乗り降りに不便なことやスピードが遅いこと、輸送力が低いこと、
敷設費用はモノレールより安いものの無人運転などのシステムが
高価なこと…などから今となっては時代遅れのものだと個人的には考えている。

東北兄貴の素朴なちんちん見せてみ?