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〜本庁(警視庁)・会議室〜

両津「両津巡査長。只今到着しました。」

警視総監「よく来てくれた両津勘吉巡査長。そして…そちらの子は…両津巡査長に協力してくれた市民かね…?」

アシュリー「…アシュリーと、言います。」

警視総監「アシュリー君か。…この度は両津巡査長に協力し、宝石強盗団の捕縛を感謝する。」

警察上層部A「(魔法使い…?)」
警察上層部B「(コスプレか?)」
警察上層部C「(まるでRPGの世界から抜け出してきたかのような子だ…)」
警察上層部D「(この子が両津と共に、宝石強盗団捕縛に協力してくれた子か。)」
警察上層部E「(動画を見たが、宝石強盗団のリーダーと同じ魔法を使っていた。)」
警察上層部F「(まさか生きているうちに、ファンタジー世界のような光景を見ることになるとは…)」

警視総監「アシュリー君。君は両津巡査長と共に、宝石強盗団の全員を捕縛した事をこちらでも把握している。」

警視総監「だが彼女たちは、先に報告してきた屯田署長の話によると。リーダー格以外は人間でない魔法具現化という生命体だとの事だ。」

警視総監「一体魔法具現化とはどういう生命体かね?」

アシュリー「----魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような生命体です…」
両津「実際に私は宝石強盗団の四人と交戦したんですが、全員魔法を使ってきました。狙撃をしてきた二人は雷と風の魔法を使って攻撃を仕掛けてきました…」

警視総監「…両津巡査長。一番脅威だと感じたのは?」
両津「茶髪の少女です。恐ろしいほどの銃の腕前でした。」

両津「しかも跳躍しながら空中で正確に地上にいる警官三人の拳銃のみを弾き飛ばし、着地後すぐさま残りの警官三人の弾き飛ばしました。」