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こち亀続編スレッド15

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0001名無しさん@お腹いっぱい。
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2023/05/02(火) 23:36:02.65ID:5uw4mUqX0
駅伝大会が長引いたので



「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が2016年に連載終了後、5chでこち亀続編として両津勘吉とこち亀のキャラクターが自由に大活躍したり色んなジャンルの作品のキャラクターと共演したりするスレッドです。
本編で出来なかったこと(男祭りなどやビジネス)もこのスレで

ルール

1)主役は両津勘吉な

2)どんなジャンルのキャラクターでも登場してOK ここは一言スレじゃないのでアニメ化されていない作品のキャラでも登場してよい

3)ここで戦闘及びキャラクターの殺害は基本的に禁止。 ただしおしおきでの戦闘。レースでの戦闘はのぞく

4)2chの一言スレや断罪スレで逮捕及び地獄行きになったキャラや絶版されたキャラ等は使用禁止。リセット前で問題行為をしたキャラクターは続編スレも登場禁止。ただし改心したなら使用しても良い。

5)もし両津が悪さをすれば、このスレの番人である大原部長(こち亀)と山下利古里(大帝国) ガッツ(ベルセルク) 地球連邦軍(ガンダムシリーズ) ティターンズ(機動戦士Zガンダム)等の続編スレ警備部隊が両津にお仕置きを執行します。

6)両津が合法的な金儲けをしているときはお仕置きは絶対禁止。やったら執行者がその分の金を払い賠償する事

7)このスレで悪さや両津の悪事に協力したり、逃走の手助けに協力した者もお仕置き対象となります。

8)両津が悪事を働いてないにも関わらずお仕置きを執行した場合は執行者がお仕置きを受け即時絶版。ただし本人である証拠が無ければお仕置き出来ない。

9)両津を殺害、もしくは殺害を宣言したら即絶版及び続編スレ永久登場禁止

10)こち亀以外のキャラが出しゃばりすぎたり両津を不当な理由でお仕置きしようとするとなにか恐ろしい事があるかもしれないぞ

11)一話完結型のため本物の両津がどんなお仕置きを受けたとしても次の話では何事もなかったことになる

12)一話完結だからパラレルワールドも別次元の話もありとする

13)これまでのこち亀続編スレの出来事はなかった事になっているから時系列はこち亀続編スレ1からとなる。よって主役は両津と両津ブラックな

14)続編スレッド乗っ取りしたら即お仕置き対象な

15)使徒化したキャラは無条件でガッツ(ベルセルク)のドラゴンころしで頭をかちわられてください
0002こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:37:53.32ID:5uw4mUqX0
亀有公園前派出所。
その日もいつもと変わらない、両さんが部長に怒られたりするドタバタ日常が繰り返されるはず…だった。

両津「ナニィ?宝石強盗だとぉ!?」
中川「はい。最近隣町の綾瀬と金町の宝石店が強盗の被害を受けているんですよ。」

派出所内にて両津が驚愕したのは。
中川によって聞かされた宝石の強盗犯。

麗子「それも驚いたことに、強盗犯は少女三人なの両ちゃん。リーダー格は緑髪で紫の目をした魔法使いのとんがり帽子をした紫の魔法使いの女の子という事よ」
両津「魔法使い…天国にいる花山のジジイを思い出すな。で、綾瀬と金町の警察は何やってんだ?」

なんと強盗犯は三人の少女。
リーダー格は紫の魔法使いだという。
魔法使いと聞き、花山里香を彷彿とする両津。

中川「それが…警察もその宝石強盗を捕まえようとはしているんですが、なかなか捕まえられないんですよ」
両津「なんでだ中川?どうして捕まえられないんだ?」
大原「それについてはわしが話そう両津。署長の話によると、捕まえようにも魔法を使ってくる上に、さらにどこからともなく狙撃を受けるのだ。」

両津「なんですとぉ!?狙撃!?」
大原「そうだ。それもえらく正確な腕前でな。追跡しようにも狙撃の危険のために泣く泣く追跡を断念せざるを得ないんだ。」
両津「−−−−その狙撃してきたやつも仲間じゃねえのか?」
中川「ええ。これがその狙撃犯の写真です。」

その通りだと言わんばかりに、
中川はスマートフォンに映っている、写真を見せる。
そこには大き目の濃緑色のマントに身を包んだ格好をしており
腰まである茶髪をしておりアホ毛がある少女。目は抹茶色のグリーンアイ。

もう一人は金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしており
頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女。

二人に共通しているのは、どちらもタクティカルベストと戦闘用ヘッドセットで武装し、スナイパーライフルを持っているという事。
茶髪の少女はボルトアクション式狙撃銃。----ロシア製のDVL-10。
金髪の少女はセミオート式狙撃銃。----アメリカ製、アメリカ陸軍が使用している最新のM110A2だ。


両津「こいつらが狙撃犯か!?まだガキじゃねえか!!…茶髪の子はロシア製のDVL-10に、金髪の子は米軍が使ってるM110A2じゃねえか…ただの宝石強盗犯にしては、随分と物騒なもんを持ってるぞ!!」

両津「それに相当のカスタムが施されている…二つともサイレンサーバレル付きにバイポッドに高倍率スコープ…」

両津「宝石を奪うためにここまでするのか!?わしには信じられん!!」

ミリタリー知識の豊富な両さんは二人の持っている狙撃銃を一瞬でピタリと言い当て。
ただの宝石強盗ではないと看破。
当然だ。宝石強盗のために、ここまでの武装をするとは尋常でない。

麗子「信じられないかもしれないけど両ちゃん。この子達は、追跡を妨害するために狙撃をしてくるのよ…」
中川「この二人のおかげで、何度も追跡を中止せざるを得ないんです。」
両津「少女宝石強盗団に、それを援護する少女の狙撃手か…」

大原部長「特殊刑事課も総動員で動いているが、その二人のせいで捕まえられないんだ。」
両津「特殊刑事課も出て捕まえられないんですか!?」

大原部長「それがな…捕まえようにも風を操り空を飛んで逃げるんだ。」
大原部長「しかももう一人は、雷を放って来る…それも物凄い雷をな。」

両津「風と雷を放ってくる狙撃手か…どうりで特殊刑事課でも捕まえられねえわけだ。」
大原部長「まだこちらには来ていないが、おそらく近いうちに来るとみている…」
0003こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:41:52.10ID:5uw4mUqX0
するとそこに派出所に一つの声が。

???「こんにちは。両さんはいますか?」

派出所に来たのは、
緑のとんがり帽子と青い大きなリボン、茶髪と緑目が特徴の魔法使いの少女。

日本では見られない格好。
ファンタジーの世界から抜け出してきたかのような、少女だった。

両津「ん…!?よう、アシュリーじゃないか!?久しぶりだな!!」
アシュリー(VIPRPG)「両さん!お久しぶりです!」

中川「先輩。その女の子は誰ですか?」
両津「中川、紹介しよう、コイツはアシュリーと言ってな。魔法使いの女の子だ。この子とは天国にいる花山の爺さんの紹介で知り合ったんだ。」

両津「魔術学校に通っていてな。花山の爺さんの教え子なんだ。」
中川「天国警察の花山さんが、魔術学校の先生なんですか?」

両津「ああ。神が特別に許可してくれたんだよ。偶然お忍びで地上に来ていた神と花山の爺さんが、アシュリーの魔法の才能を見てな。」

両津「わしの友達だ!よく競馬とかゲーセン、プラモ屋とかに遊びに連れて…」
大原部長「バッカモーン!!お前こんな子供にギャンブルへ連れて行ったのか!?」

両津「いでででで!!だってアシュリーが行ってみたいっていうから…あくまで見せただけですよ!!」
大原部長「それならいいとして…しかし天国警察の花山さんに女の子の知り合いがいたとは…」

中川「花山さんの知り合いの魔法使いですか…初耳ですね。」
両津「この子は花山と同じ魔法使いなんだが…決定的に違うところがある。」
中川「どこが違うんですか?」

両津「花山は変化魔法を使えるが、なんとアシュリーは時間を操る時魔法や色んな魔法を使えるんだ!」
アシュリー「まだまだ半人前以下ですけどね…はは。」
0004こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:42:26.14ID:5uw4mUqX0
アシュリー「ところで両さん。今の話ですが…狙撃だの宝石強盗だと言っていませんでした?」
両津「ああ。隣町の綾瀬と金町の宝石店が強盗の被害を受けてな。首謀者が紫の魔法使いの女の子で…」

アシュリー「…………………。両さん。犯人の目星がつきました。僕の友達かもしれません…」
両津「本当か!?」
大原部長「知っているのかね!?」

アシュリー「ええ。紫の魔法使いの女の子と言いましたよね?…僕の予感が正しければ。その子の名前は『テヌキ』です。」
両津「テヌキだとぉ!?…ひでえ名前だな。だって手抜き工事の『手抜き』だからな…一歩間違えれば悪口じゃねえか!?」

麗子「ねえアシュリーちゃん。そのテヌキって子が強盗犯のリーダーで間違いないの?」
アシュリー「はい。間違いがなければその子…テヌキちゃんが…リーダーです。」

大原部長「アシュリー君。それは本当なのかね?…この動画に移っている三人だが…見てほしいんだ。」

大原部長は携帯にある動画を見せる。
その映像は、"テヌキ達が"宝石強盗をしている場面だ。
タクティカルベストを着用し、Vz61スコーピオンサブマシンガンを右手に構えて店員に向けているテヌキのそばには、二人の少女が。

一人は髪の毛が水蛇のように動き、濃青色のワンピースを着た青髪で狂気むき出しのような表情をした少女。
もう一人は外見は濃緑髪で病衣を身に付けた少女で目付きが非常に悪い少女。
二人は同じく、テヌキと同じくタクティカルベストで武装していた。
濃青色の髪をした少女はサプレッサーと、オープン型ドットサイト・フォアグリップ・レーザーサイトを装着した

AR-15とH&K MP5の中間のようなデザインをしているのが特徴の
SIG MPXを装備。

濃緑髪の目つきの悪い少女の方は、フォアグリップにサプレッサー…チューブ型ドットサイトにレーザーサイト
一般的なボックスマガジンを使用するタイプのPP-19-01 Vityaz。

アシュリー「----はい。間違いありません。テヌキちゃんです。」

やっぱり、という表情をしているアシュリーに対し、大原部長は言いながら続ける。
大原部長「そのテヌキの隣にいる少女二人は…?」

アシュリー「…ええ。テヌキに従っている。----手下の魔法具現化です。」

大原部長「魔法具現化、だと?」
両津「聞いたことがねえなアシュリー…教えてくれ!」

見慣れない言葉に大原部長は、あっけにとられた表情をする。
当然だ。連載40年間。アニメ版。平成こち亀の新作読み切りの中で今まで一度も聞いたことがない言葉だからだ。
ファンタジー世界から出てきた言葉に、さすがの両さんも頭をかしげる。

アシュリー「魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような生命体です…」
0005こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:44:07.65ID:5uw4mUqX0
眼の前の魔法使いの少女の説明に、派出所メンバーは不思議に思いながら聞いていく。

両津「つまりその二人は、人間ではないという事と、銃だけではなく魔法も使ってくるってことか?」
アシュリー「…ええ。外見こそ少女の姿ですが。人ではありません…魔法を使ってきます。」

中川「人であって、人でない存在ですか…」
麗子「し、信じられないわ…まるでファンタジーの世界から抜け出してきたみたい…」

大原部長「アシュリー君。彼女のそばにいる魔法具現化の名前はわかるかね?」
アシュリー「はい。濃青色の子はアナザーわてり…濃緑色の子はアナザーウィンディ…」

大原部長「それが二人の名前か?…その二人はどんな魔法を使ってくる?」
アシュリー「…アナザーわてりは水魔法とトラックを呼び出せます。アナザーウィンディは切り裂く風魔法と刃物で武装を…」

大原部長「それが二人の名前か…!

するとここで両津と中川が。

両津「魔法を使う強盗犯か…!!だったら中川!さっきの狙撃犯の写真が載ったスマホを見せてくれ!」
中川「アシュリーさん。この写真の二人を知っていますか?」

中川はスマートフォンに映っている、写真をアシュリーへ見せる。
写真に写っていたのは二人の少女。

大き目の濃緑色のマントに身を包んだ格好。
腰まである茶髪をしておりアホ毛。
目は抹茶色のグリーンアイの少女。
もう一人は金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしている
頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女。
二人に共通しているのは、どちらもタクティカルベストと戦闘用ヘッドセットで武装し、スナイパーライフルを持っているという事。
茶髪の少女はボルトアクション式狙撃銃。----ロシア製のDVL-10。
金髪の少女はセミオート式狙撃銃。----アメリカ製のM110A2。

アシュリー「…ええ。知っています。茶髪の少女はブラックウィンド。金髪の少女はブラックサンダーで間違いありません。」

この二人を見たアシュリーは一瞬で名前を言った。

両津「おお知っているのか!!そいつらはやはりテヌキの仲間で間違いないか!?」
アシュリー「…ええ。先ほどの二人と同じく、テヌキに従っている。魔法具現化です。」

大原部長「やはりか…魔法具現化ということは、魔法を使ってるのか…その二人はどんな魔法を使ってくる?」
アシュリー「ブラックウィンドは風魔法を。ブラックサンダーは雷魔法を使います…」
両津「こいつらも魔法具現化か!しっかし風の魔法と雷の魔法を使ってくる狙撃手か。厄介だな…」

アシュリー「両さん。あの二人の狙撃の腕前はプロ以上です。----さらに使ってくる銃弾は殺傷性のない魔法弾。当たれば身体状態に異常が出る魔法の銃弾…」
両津「よくわからんが。当たったら体になんらかの異常が出るってことか!?」
アシュリー「大体そういう感じです両さん。例えば急に眠くなったり、動きが遅くなったり…麻痺したり、しびれて動けなくなったりと…」
両津「撃たれても死なねえが、一定時間の間は動けなくなっちまうってことか…」

この二人の放つ銃弾は殺傷性はないが、身体に異常が出る魔法の銃弾を使っていると一瞬で把握。

大原部長「アシュリー君。どちらを先に捕まえればいい?」
アシュリー「茶髪の子…ブラックウィンドの方を優先して捕まえてください。その子は風魔法を自在に使って空を飛びながら狙撃地点を常に変えてきます!」

両津「ブラックウィンドの方だな!わかった!茶髪の少女を優先的に捕まえるぞ!」
中川「どうりで今まで捕まらなかったわけですね…」
アシュリー「ブラックサンダーの方は。雷を通さない絶縁物の装備の用意と多量の水や避雷針で電撃を分散させる準備をしてください!」

大原部長「雷を通さない装備か。署に通達を…」
0006こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:47:26.96ID:5uw4mUqX0
同時刻。

自称超スーパー天才魔術師----テヌキと
その子分のアナザー魔法具現化----アナザーわてり・アナザーウィンドの三人は
日本の亀有に来ていた。

テヌキ「よーし!亀有に到着したな!さあてどこの宝石店を狙おうかな〜!?」
アナザーわてり「マスター。どの店にするんで?」
テヌキ「そうだねえ…最初に僕の目についた店にしようか!」

三人は、アナザーわてりが運転する緑の幌付きの濃青色軽トラックの中で亀有のどの宝石店を襲撃しようかと話し合っていた。

テヌキ「しっかし金町と綾瀬の警察どもが驚いたのは見ものだったねえ!僕がちょっと杖に乗って空を飛んだだけで、みんな僕を指さしながら、大声出して驚いていたからね〜!!」

テヌキ「いやあ愉快痛快!僕ってなんてスーパー天才なんだろうねえ〜!」

助手席で笑いながら話し、緑髪。紫の目をした魔法使いのとんがり帽子をした魔術師の少女の----テヌキは
いつも着ている紫の服の上にタクティカルベストを着用しているテヌキは、右手にあるサプレッサー装着のサブマシンガンに目をやった――

Vz61。「スコーピオン」。
チェコスロバキアで開発された短機関銃。
銃床を畳んだ状態の全長27cmはサブマシンガンとして最小クラス。
しかも重量はとても軽量。
力がない、魔術師のテヌキにとって非常に最適なサブマシンガンだった。
そして今はまだ使わないが、抱えているのはアメリカのクリスUSA社が開発したサブマシンガン。クリスヴェクター。サプレッサーにフォアグリップ・eotechホロサイト装着済み。

子分に従えている二人のアナザー魔法具現化----
髪の毛が水蛇のように動き、濃青色のワンピースを着た青髪の少女で狂気むき出しのような表情をした−−−−運転手のアナザーわてりと
外見は緑髪で病衣を身に付けた少女で目付きが悪い−−−−アナザーウィンドは同じくタクティカルベストで武装。
アナザーわてりはサプレッサーと、オープン型ドットサイト・フォアグリップ・レーザーサイトを装着した

AR-15とH&K MP5の中間のようなデザインをしているのが特徴の
SIG MPXを装備。発射速度は毎分850発。

アナザーウィンディの方は、一般的なボックスマガジンを使用するタイプのサブマシンガン。
PP-19-01 Vityaz。フォアグリップにサプレッサー…チューブ型ドットサイトにレーザーサイト。

アナザーウィンディ「ブラウィンとブラサンが狙撃地点につくまで、待った方がいいんじゃないか?」
テヌキ「もちろんさ。…だがね、今回はかつしか署の狙撃を担当させている。」
アナウィン「どういうことだ?」

テヌキ「いいかい。ここは亀有だ。…亀有には誰がいると思う?」
アナザーわてり「あの伝説の超化け物警官。両津勘吉の事だな。」

アナザーわてりの返答にご名答と言わんばかりに、テヌキは続ける。

テヌキ「---そう。両津勘吉だよ。触れただけであらゆる存在を吹き飛ばす。もしもの力を持つ勇者アレックスと同等かそれ以上の強さを持つ、伝説の警察官がね…亀有にいるんだ。」
アナウィン「両津勘吉…人間の身でありながら、天国と地獄を制覇した恐るべき男か…」
アナザーわてり「あいつに勝てるのは大原部長だけだからな…」
テヌキ「その通り。もしも両津勘吉に出くわしたらどうする?−−−僕達の計画が水の泡だ。」

テヌキ「だからこそブラウィンとブラサンには、かつしか署の狙撃を命じたんだ。かつしか署が狙撃されていると聞けば、両津は僕達よりもそっちへ向かうだろうからね?」

テヌキ「----そろそろ。目的地あたりについたと思うけど。」
アナザーわてり「マスター。二人から連絡が来るまで待機だったよな?」
テヌキ「そうだ。ブラウィンとブラサンから連絡が来るまで、車内で待機。」

アナザーウィンディ「ああ。…連絡が来るまで待とう。」
0007こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:50:15.01ID:5uw4mUqX0
同時刻。

葛飾区亀有
その少女二人は、日本ではあまり見られない格好だった。
一人は、大き目の濃緑色のマントに身を包んだ格好。
腰まである茶髪をしておりアホ毛。
目は抹茶色のグリーンアイ。

…テヌキがマスターの魔法具現化。ブラックウィンドIだ。

もう一人は、
金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしている
頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女。
同じくテヌキがマスターのブラックサンダーI。

二人に共通しているのは、どちらもタクティカルベストと戦闘用ヘッドセットで武装し、スナイパーライフルを持っているという事。
茶髪の少女はボルトアクション式狙撃銃。----ロシア製のDVL-10。
金髪の少女はセミオート式狙撃銃。----アメリカ製のM110A2。


ブラックウィンドI(VIPRPG)<<マスター。かつしか署付近へ到着した。ブラサンどうぞ>>
ブラックサンダーI(VIPRPG)<<俺とブラウィンは、狙撃ポイントを探す。マスター、どうぞ!>>

テヌキ<<テヌキより黒風と黒雷へ、ついたようだな。そのまま狙撃地点に到着次第。狙撃をしろ!ただしすぐ逃げられる場所にしておけ>>
テヌキ<<撃つのは窓ガラスだけにしてね?そして周囲に人がいないのも確認してちょうだい どうぞ!>>

ブラックウィンド<<了解。通信終わり>>
ブラックサンダー「さて。まずは狙撃できる場所を-----」

ブラウィン「----あの建物がいいだろう。」
ブラサン「----そこに行くとしよう。」

ブラウィンは自分たちを吹き飛ばすような強力な風を生み出し空を一飛び。

タクティカルベスト、戦闘用ヘッドセットで武装した二人はかつしか署を狙撃できる建物の屋上に風魔法で移動。
屋上に上がり、床に伏せるとDVL-10スナイパーライフルに取り付けられた二本足の支持装置---バイポッドを展開させ、構える。
同時に伏せた少女。ブラックウィンドの相棒-----ブラックサンダー略してブラサンはマスターから言われたことを斉唱する。

ブラックサンダー「マスターから言われたことを忘れるなよブラウィン。絶対に人に当てるんじゃねえぞ?」
ブラックウィンド「わかっている。目的はマスターを追ってくる警官達をかつしか署に封じ込めることだろう?」
ブラサン「ああ。俺たちが狙撃をして、連中が追ってこれないようにするのさ…」
0008こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:51:16.15ID:5uw4mUqX0
二人は狙撃をするのだが、対人狙撃でも暗殺ではない。
目標は「かつしか署」そう。目的はかつしか署の狙撃。
宝石強盗中のマスターを追ってくるであろう警察官たちの出動を狙撃により防ぐーーー封じ込めだ。

ブラウィン「スコープの調子はいい…このままでいこう。」

ブラックウィンドはボルトアクション式スナイパーライフルのDVL-10のその銃身に取り付き
そのまま電動スコープを覗き込んだ。

自動的に距離、重力、風速、湿度を計算してくれる便利なスコープ。
十字レティクルとは違い、十字の赤い点を照準に合わせればいいだけ。
調整は問題ない。
ブラウィン「------準備よし。」

----まさか、狙撃されるとは考えもしないであろう。
平穏なかつしか署の入り口に立つ立番の警官が狙撃スコープの中に入り込んできた。

ブラウィン「最初はどこを撃つ?」
ブラサン「壁じゃ誰もわからん。まずは一階の窓ガラスを狙え。音で狙撃されたとわかるだろうさ」

隣で双眼鏡を構え、観測手をやっていたブラサンが目標を確認。
誰もいない、かつしか署の一階当たりの外窓ガラスを狙えと指示する。

ブラサン「よし。付近に人がいないのを確認したぜ 今なら大丈夫だ」

誰にも当たる心配がない-------とブラサンの言葉を聞いたブラウィンはいよいよ、DVL-10に銃弾を装填し始める。
これでブラウィンが引き金を引けば、銃弾が放たれる。
銃弾を装填したブラウィンは、スコープを覗く。

スコープの向こうでは、立ち番をしている警官がいたが狙撃対象ではない。
目的はガラスの狙撃で、狙撃されているとわからせることだ。

テヌキ<<よし。こちらの準備は完了した。三分後に狙撃を開始しろ!どうぞ>>

ブラサン<<こちらブラサン。了解。三分後に狙撃を開始。派手にやってやるさ、終わり!>>

そのまま。三分間待つ。
0009こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/02(火) 23:53:24.08ID:5uw4mUqX0
ブラックサンダー「時間だな。」
ブラックウィンド「…始めよう。奴等を署に封じ込める。」

スコープをのぞき込むブラウィンは、返事の代わりとして最後に照準を微調整した後。
すぐに引き金にかける指に力を加えた。
DVL-10の銃口から共に放たれた銃弾はかつしか署の一階の外窓ガラスに直撃。窓ガラスを粉砕させる。
狙撃スコープの向こうで、狙撃だと把握した、立ち番が大慌てで伏せるのがわかる。

ブラサン「命中。人に当たった形跡はなし」
ブラウィン「―――次。」

すかさず、彼女はボルトを引き次のかつしか署の窓ガラスへ狙いを定める。
目的は殺傷ではない。マスターを追いに出動するであろう警官達をかつしか署に封じ込めることだ。
続いて放たれる銃弾(殺傷性なしの魔法弾)が二つ目の窓ガラスを粉々に粉砕させる。
人に当たった形跡はない。

ブラウィン「―――よし。」

スコープ越しには狙撃に慌てふためき、地面へと伏せるかつしか署の警官達が見える。
狙撃はどこから撃たれているからかわからないため。慌てふためくのは当然だった。

ブラサン「いいぞ。奴ら慌てふためいてやがる」




かつしか署サイド

かつしか署の立ち番「な、なんだっ!?」

魔法具現化の少女ブラックウィンド----ブラウィンの狙撃を突如として受けたかつしか署サイドは大混乱の渦中に叩き込まれた。

次々と窓ガラスが割れていくことから、
外のかつしか署の警官達は一瞬で狙撃だと把握。

かつしか署員「銃撃!?スナイパーだ!!!」
かつしか署員「撃たれてる撃たれてる!!伏せろ!!」
かつしか署員「どこからだ!?どこから撃ってきてるんだ!?」

立ち番と、入口付近にいたかつしか署の署員たちが次々と地面へ伏せる。
0010こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:05:02.63ID:vSs1WX4H0
ブラウィン「ブラサン。お前も頼む」

ブラサン「あいよ!俺も派手にやらねえとなブラウィン?」

ブラサン「さて。こっちも狙撃といこうか!」

ブラサンは消音機付きのM110A2セミオート・スナイパーライフルの銃身に取り付き
ーーーーそのまま狙撃スコープを覗き込んだ。

ブラサン「まずはご挨拶の一発ッ!!」

スコープをのぞき込み照準をかつしか署へ駐車しているパトカーのガラスへ向けるとすぐに引き金を引いた。
消音機付きのM110A2 セミオート・スナイパーライフルの銃口から共に放たれた魔法の銃弾は
不運にも駐車してある一台のかつしか署パトカーのフロントガラスに直撃し、ガラスを粉砕させる。
スコープの向こうで、かつしか署の警官達は身動きが取れない。

ブラサン「初弾命中だァ。そのままそこで這いつくばってなァ…」
ブラウィン「---よし。マスターから連絡が来るまで狙撃を続行。」

そのまま二人はかつしか署を狙撃開始。
スコープ越しには、狙撃に伏せることしかできない警官達の姿が。

ブラサン「ブラウィン。見ろ…署長室らしき部屋に誰かが慌てて入ってきたぜ。」
ブラウィン「---となればあそこがかつしか署署長の部屋か。…指揮系統は潰しておかねばな。破片が人に当たらないように窓ガラスだけを狙え。」

ブラサン「了解。」

そのまま、スコープを署長室の窓ガラスへ----


署長室

狙撃を受けていると知った屯田署長は報告を受けていた。

署員「署長!!大変です!何者かから狙撃を受けています!!。
屯田署長「なに狙撃だと!?一体どこの誰が!?」

狙撃してきたんだ----と言い終わる前に。
署長室の窓ガラスが突如して粉々になり周辺に窓ガラスが散乱する。
幸いにも離れていたため、破片は当たらなかったが狙撃されていると認知させるのには十分だった。

屯田署長「っ!?!?」

自分は狙われている-----と判断したかつしか署の署長。屯田五目須と報告に来た署員はとっさに身を伏せ地面へと伏せる。
狙撃はなおも続く。

署員「署長!?大丈夫ですか!?」
屯田署長「大丈夫だ!!…まずいことになった!!このまま狙撃されていては身動きができんぞ!!」

署員「署長。もしかしたら狙撃手は例の宝石強盗団では!?」
屯田署長「---まさか!!狙撃でわし等を封じ込めるつもりか!?」
0011こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:10:38.59ID:vSs1WX4H0
同時刻


テヌキ「よし。ブラウィンとブラサンがかつしか署の狙撃を開始した。」
アナザーウィンディ「二人が狙撃している間に行くとしよう」

亀有 宝石店

宝石店の店員達と客は、店に入ってきた彼女たちに仰天した。
日本では見られない格好と銃火器で武装しているテヌキ達三人の姿を見出し、騒ぎ始める。
テヌキ達が隣町の綾瀬と金町を騒がせている少女宝石強盗団だと知っているからだ。

そして、杖に横乗りして浮遊しているテヌキは店員達に

テヌキ「やあ〜店員さん!ここにある宝石さ…すべて僕たちにくれないかい?」
店員「き、君たちは…噂の少女強盗団じゃ…!?」

テヌキ「だとしたらなんだというんだい?もちろんお金は払うよ…このスーパー天才魔術師の僕…テヌキちゃんがね〜?」

テヌキは右手にあるサプレッサー装着のVz61サブマシンガン(弾薬は魔法弾。殺傷能力なし)を店員に向ける。
後に続いて、アナザーわてりとアナザーウィンディも店内にいる店員に自分たちが持っている銃…SIG MPXとPP-19 Vityazを向ける。

レーザーサイトを店員達に照射し。"いつでも撃てるぞ"という警告だ。

アナザーウィンディ「おっと。お客さんは全員両手を上げてもらおうか?」
アナザーわてり「俺たちはただ宝石が欲しいだけだ…宝石さえよこしゃあ帰ってやるぜ…」

テヌキ「さぁ〜君たち!全部このカバンの中に入れてくれないかな〜?おっと。お巡りさんたちは呼んじゃあだめだよ?」

店員「わ、わかりました…」

店員たちは、店中の宝石をカバンの中へ詰めていく。
すべて入ったのを目の前で確認した少女、テヌキはアナザーわてりに持つように指示。

テヌキ「早くして、ちょうだいね?」
0012こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:15:04.76ID:vSs1WX4H0
亀有公園前派出所

両津「ナニィ!?かつしか署が狙撃を受けている!?」

中川「ええ!!それと同時に亀有に例の宝石強盗が出没したとのことです!!紫の魔法使いの女の子と、目つきの悪い少女二人で…」
アシュリー「間違いない…テヌキちゃんと従えている魔法具現化です!!」

大原部長「アシュリー君!狙撃犯はブラックウィンドとブラックサンダーの仕業か!?」

アシュリー「…はい!その狙撃はブラックウィンドとブラックサンダーです!」
両津「やはりあの二人で間違いないのか!?」
アシュリー「ええ!!狙撃の時は常に二人で行動します!!恐らくはかつしか署の人員を封じ込めるための狙撃を…!」

両津「…くそ!!二手に分かれてきたか!!」

両津「なんてこった!!狙撃が終わるまで署の連中は動けないぞ!!!」

狙撃と強盗。二手に分かれて活動した宝石強盗団に両津は焦燥の顔を浮かべる。
これまでその少女強盗団は、常に行動を共にしていたが
別々に行動してこなかったからだ。

それがまさかかつしか署の狙撃という別行動をしてくるとは予想だにしなかった。

麗子「両ちゃん!どっちの方へ向かった方がいいかしら?!」
両津「狙撃犯と強盗犯…どっちの方を優先すべきだろうか!?」

中川「狙撃犯を放置すれば宝石強盗の被害が、かといって宝石強盗を放置すれば署は狙撃にさらされ続けますね…」
0013こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:24:56.61ID:vSs1WX4H0
すると派出所に婦警が三名入ってきた。

両さんと喧嘩したり対決する事が多い。
とはいっても完全に毛嫌いしている訳でもなく協力して犯人を逮捕したり良い雰囲気になる場面も少なくない婦警の小野小町と

その相棒の清正奈緒子。

そして両さんが
両津勘吉が副業として働く千代田区神田にある老舗の寿司屋超神田寿司の長女で、
警視庁新葛飾署交通課の巡査の、擬宝珠纏。

小野小町「中川さん大変よ!!かつしか署が狙撃を受けているわ!!」
清正奈緒子「それに例の強盗犯も出たとの情報が!!」

擬宝珠纏「勘吉!!署が狙撃を受けているって聞いたぞ!?」




両津勘吉「おお、小町に奈緒子に纏か!!いいところに来てくれた!!」

両津勘吉「わし等はこれから、強盗犯を捕まえに行く!!お前らは狙撃犯の捜索を頼む!!」
大原部長「狙撃犯に見つからないように気を付けてくれ!!」
麗子「くれぐれも無理はしないで!!」

中川「狙撃犯は恐らく高所に陣取っている可能性が大です!!」

纏「わかった!!」
小町「原始人!絶対に捕まえなさいよ!!」
奈緒子「かつしか署を狙える高所を片っ端から捜索すればいいのね!?---ってあれ?その子は?」

ここで日本では見られない格好をした魔法使いの少女のアシュリーを見つけた奈緒子が名前を聞こうとするが、
小町に行くよと言われて話す間もなく、狙撃犯の捜索へと向かった。

両津「よし!!わし等は宝石強盗を捕まえに行くぞ!!アシュリー!!魔法対策は任せた!!」
アシュリー「はい!!」
0014こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:34:37.96ID:vSs1WX4H0
かつしか署

ブラックウィンド・ブラックサンダー。二人の狙撃を受けて大混乱の渦中にあるかつしか署。

だが屯田署長は冷静に指示を出す。

屯田署長「試験用に配備されたドローンを使って、狙撃手の位置を探し出すんだ!!」
署員「了解!!」

屯田署長「くっ…まさか狙撃を受けるとは…位置が判明次第、狙撃手の居場所を報告するんだ!!」

数十秒後に、かつしか署へ試験的に配備されたドローンが空へ飛び立ち。狙撃手の捜索を開始。

そして数分後…

署員「署長!!狙撃手の場所がわかりました!!建物の屋上です!!」

屯田署長「よし!その地点へ警ら中の警官を向かわせろ!!!」

署員「それと外見ですが…少女です!少女二人です!」

署員「一人は
   大き目の濃緑色のマントに身を包んだ格好をしており
   腰まである茶髪にアホ毛が。目は抹茶色のグリーンアイ。
   もう一人は金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしており
   頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女です!!」

屯田署長「少女だと!?---そうか!!やはり宝石強盗団の一員か!!!」

屯田署長「大至急その地点へと向かわせろ!!」
0015こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 00:40:04.65ID:vSs1WX4H0
建物 屋上

ブラックサンダーI「ドローンか。---こちらの位置がバレたようだ。」
ブラックウィンドI「構わないさ。奴等の目を私達に引き付ける。」

かつしか署のドローンに見つかったにもかかわらず、そんなことはお構いなしに二人を狙撃を続行していた。

ブラックウィンドI「屋上に警官達が来るまでプランAだ。その後はプランBに移行。」
ブラックサンダーI「はいよ」

プランA:狙撃騒ぎを大きくさせてかつしか署の警官達をこちらへ引き寄せる。
プランB:狙撃を止め、マスター(テヌキ)と合流。


狙撃を続けて数分後。
そしてパトカーがこちらへ向かってくるのが見える。
目的は言うまでもない。自分たちを捕まえに来たのだ。

ブラウィン「早いな。さすが両津のいる警察署だ。」
ブラサン「屋上に来るまで続けるとしますかねェ…」
0016名無しさん@お腹いっぱい。
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2023/05/03(水) 10:25:57.52ID:zfPJG9tV0
スレッドを立ててくれて、ありがとうございました。
0017こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 11:38:41.68ID:vSs1WX4H0
葛飾区 パトカー内部

清正奈緒子「署から連絡!狙撃犯の位置が判明したわ!!グランタワー立石レジデンスの屋上よ!!」
小野小町「うそでしょ!?そんなところから!?」

清正奈緒子「大急ぎで捕まえないと署の狙撃被害が大きくなるわ!!」
小野小町「ええ!早いところ狙撃を中止させないと!」



かつしか署狙撃パート
グランタワー立石レジデンス

かつしか署の狙撃に夢中になっている二人。
パトカーのサイレン音が段々と自分たちの方へ近づいているにも関わらず。余裕な顔をしていた。
そしてパトカーが自分たちのいるグランタワー立石レジデンスに停車すると、ぞろぞろと警官達が下りてくる。

言うまでもない。建物の中へと次々と入っていく。

ブラックサンダー「あらら。狙撃地点がここだってバレちまったみたいだ」
ブラックウィンド「----パトカーにいる警官達を見たが両津はいないな。」

ブラックサンダー「どうやら両さんはマスター達の方に行ったようで。」
0018こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 11:43:21.05ID:vSs1WX4H0
そして、屋上のドアの方から無数の足音が。
間違いない。警察官がこちらの居場所に上ってきているのだ

ブラサン「早いねェ…やはりあのドローンが俺達の位置を伝えていたみたいだ。」
ブラウィン「構わないさ。連中に私達を捕まえるのは不可能だ。連中に両津がいないからな?」

ブラウィンが言い終わると同時に屋上の扉が開けられた。

擬宝珠纏「お前らが例の狙撃犯だな!!大人しくしろ!!」
小野小町「写真でも見たけど、まさか女の子だなんて…!」
清正奈緒子「その銃を下に置きなさい!!撃つわよ!!」

警官「武器を捨てなさい!!」
警官「本部!狙撃犯を視認しました!!狙撃犯の外見は写真と一致しています!!」
警官「銃を床に置いて!!!」

屋上に来た警察官たちは、一斉に警察正式採用の拳銃。ニューナンブM60を二人の少女へ構える…。
だが二人は、それがどうしたと言わんばかりに余裕の表情をしていた。


ブラックサンダー「おーおー。わざわざ警告してくれるのかい。やっさしいねえ…おいブラウィン。ちょいとお前の風をお見舞いしてやれ」
ブラックウィンド「----。」


ブラサンへの返事としてブラックウィンドが無言で右手をかざすと。強力な強風があたり一面に吹き荒れる。
今日の天気は快晴そのものだというのに、急に突風が、強風が吹き荒れ始めたのだ。
眼の前の少女---ブラックウィンドが起こした超常現象に警官達は悲鳴を上げる。

擬宝珠纏「うわっ!?!?」
小野小町・清正奈緒子「「きゃーっ!?」」

突如として発生した強風に警官達は身動きが取れない上に、ニューナンブM60を構えることもままならない。
彼女が生み出した尋常じゃない風は、風圧と風速により立っているのがやっとだからだ。
警官達の中には地面にしゃがみ込むのもいた。
恐らく、風速20メートルくらいはあるだろう。
ブラックウィンドの生み出した強力な風により、二人に近づくこともままならない。
0019こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 11:47:37.76ID:vSs1WX4H0
清正奈緒子「あ、あの子何なのよ!?」
小野小町「信じられないわ!!風を操れるというの!?」
擬宝珠纏「なんだよあれ!?超能力か何かか!?」

突如して発生した強風に対し警官達の脳裏に浮かんだのは、一つ。”この二人は人間なのか!?”
ひょっとしたら、自分たちはファンタジー映画の撮影スタジオに誤って紛れ込んでしまったのかもしれないのかと錯覚した。
だが、眼の前の少女が操る風は紛れもない現実だった。

右手をかざしたと同時に、強風が吹き荒れ始めたのだ。

警官「本部!本部!!狙撃犯を追いつめましたが、連中は超能力のようなものを使ってきます!!」
警官「茶髪の濃緑色マントをした少女は、人を吹き飛ばしかねないほど強風を操ってこちらに攻撃を!!強風により近づけません!!」
0020こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 12:02:19.55ID:vSs1WX4H0
ブラックサンダー「んじゃ、次は俺だブラウィン。」
ブラックウィンド「ああ。任せた」

ブラックサンダー「よう警察共!屋上までわざわざご苦労さん!こいつは俺からの屋上到達記念だ!」

左手をかざすと。雷魔法を放つ。
一瞬だけ迸る輝き。遅れてやってくる身体を揺さぶるようなとんでもない轟音が警官達を襲う。

小野小町「雷!?あんなの使ってくるなんて聞いてないわよ!!!」
清正奈緒子「あの子達人間!?超能力者か何かなの小町!?」
小町「私に言われてもわからないわ!!」

擬宝珠纏「風と雷を操ってくる狙撃犯なんて聞いてねえよ!!」

警官「本部!本部!!狙撃犯は風と雷を自在に操ってきます!!逮捕は不可能!!」
警官「あの二人は一体なんなんだ!?人間なのか!?」

強風と雷により、警官達は手も足も出ない。

ブラサン「んじゃ、次はこれだ!」

右手をかざすと、突如して雷雲を二人と警官達の間に出現。
そのまま雷雲から、落雷!!一瞬で煌めく輝きと同時に、遅れてやってくる轟音。

小野小町「駄目だわ!!近づけない!!」
清正奈緒子「ここまで追い詰めたというのに!」

ブラウィン「---追いつめただって?だとしたらそれはとんでもない間違いだな。」
0021こち亀SP 両津VS宝石強盗団!
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2023/05/03(水) 12:28:07.86ID:vSs1WX4H0
かつしか署 署長室

屯田署長「なんだと!?狙撃犯は風と雷を操る超能力者…!?」

屯田署長は無線の先から、雷と風の音がすることから嘘ではないと判断。

屯田署長「ええい!!狙撃は収まったが狙撃犯の捕縛は不可能か…!!」

屯田署長「そうだ!!宝石強盗犯は!?」
署員「報告します!現在両津巡査長大原巡査部長と中川巡査・秋本巡査が強盗犯の捕縛に向かいました!!」

署員「ですが一つ大きな問題が!!強盗犯はサブマシンガンで武装しているとのことです!!」

屯田署長「く…!!奴等めとうとうこの亀有に来たか!!」
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