留美子先生の質問箱の元ネタより抜粋

私の感覚ですが
漫画において主人公とヒロインが互いに「好き」と言ってしまうとその瞬間、
彼らの物語が終わってしまう印象があります。
ですから、大切なのは”言葉にしない事”です。
そうすると2人はすれ違い、勘違いをすると思います。
「目の前の相手が自分をどう思っているかわからない」
そんな時、たまに好きなのかなと思わせる出来事があると
たまらなく嬉しいですよね。
「好き」という表現は言葉だけじゃないです。
2人は好き同士であると読者に気づいてもらう。
けれど、当の本人たちにはわからない仕掛けにする。
そんな工夫をうんうん言いながら考える日々ですね。