〜宇宙空間を航行中の山下艦〜

ラジオ『先頭ドンケツシンガリそれを追いかけるはダサイシドルフ！』

両津「よし！いいぞそのまま逃げ切れ！お前が勝てばわしの給料が何倍にもなるんだからな！！」

陸軍士官A「また競馬ですか両さん？長官にどやされても懲りませんね・・・」←呆れ
陸軍士官B「残りの給料懲りずに全部今日の競馬につぎ込んでいるらしいよ…」

ラジオ『さあ最終コーナー！依然先頭はドンケツシンガリ！このまま逃げ切れるか！？』
両津「行け！！逃げ切るんだ！！お前には給料全額を賭けてるんだぞ！！」

陸軍士官A「いつも人生綱渡りですね両さんは…」

ラジオ『おおっと！？ドンケツシンガリ突然コースを離れました！！あーっと騎手を振り落として観客席へ一直線に向かっています！！』

両津「なぁっ！？な……」

ラジオ『なんとドンケツシンガリコースを外れ観客席に飛び込み観客の弁当を食べています！！』

両津「お…おおおおおおお…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

陸軍士官B「…こりゃ隠れたほうがよさそうだ」

『順位が確定しました、一着ダサイシドルフ、二着はコンドラスキー、ドンケツシンガリはコースを外れ失格となりました』
両津「ふ、ふざけるなぁぁぁ！！！！」ｽﾞﾄﾞｰﾝ　ｽﾞﾄﾞｰﾝ ←拳銃を床に乱射

両津「くそぉー！！！あのまま逃げ切りさえすれば今頃わしの給料が何倍にも増えて大勝利だったのに！！！！」ﾊｧﾊｧ
山下「今日も何時ものように絶好調だな両津？」ﾇｯ

両津「げぇっ！ちょ、長官！？これはお恥ずかしい所を…」ﾊﾊﾊ
山下「貴様はギャンブルの事にしか頭がないのか！？この大馬鹿者！！」ｷﾞｭｩｩｩ ←両津の両ほっぺをつまむ

両津「いたたたたたた！！！長官堪忍して！！もう競馬放送なんか聞きませんから！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
山下「これで何度目だ！？航行中に競馬放送なんか聞くなとあれ程言っただろう！！このラジオは没収だ！！」←激怒して両津のラジオを没収
両津「ちょっとぉ！それがないとニュースが聴けなくなっちゃいますよぉ〜！！」
山下「お前の頭の中は何時も"金儲け"競馬"女"の三つしか頭にないだろ！！航行中に競馬放送なんか聞くんじゃないこのバカ両津！！」