【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! 第32章【クロスSS】 [無断転載禁止]©2ch.net
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【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! 第31章【クロスSS】
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ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12795/1293605807/ 両津「なるほど中川グループで新たにコスプレ喫茶を作ったと」
中川「ええ、秋葉原の一等地のビルを丸ごと買い取ったので
メイド、巫女、猫耳、女性向けに執事カフェもあります。
最上階には撮影用スタジオも設置したので最悪手ぶらで行っても楽しめますよ」
両津「夢のある話ではあるが、後々大金が出て行きそうだな。主に版権的な意味で」
中川「あ、それはご心配なく、大手は大体買収してあるので版権は問題ないです」
両津(一体いくらかかったんだ)
中川「それでですね。オープン記念の出し物を企画したいのですが
先輩何かいいアイディアありませんか?」
両津「ううむ。まあワシにかかればちょちょいのちょいだが
ワシに予算をすべて預けてくれるならいい企画を」
中川「先輩に相談したのが間違いでした」
麗子「本当に両ちゃんってお金の亡者ね」
両津「貴様ら金持ちにはわかるまい。庶民にとって金とは使うものではなく
勝手に出ていくものなのだと」
中川「あれだけ馬券を買っていればそりゃあねぇ。麗子さんは何かありますか?」
麗子「そうねぇ。やっぱり派手なほうがいいんじゃない。
おっきなぬいぐるみを置いてみるとか」
中川「ははっそれも悪くないですね」
両津「いまいちだな」 麗子「ちょっと何よ」
両津「インパクトが足りん。こういうのは最初が肝心なんだよ
考えてもみろ。麗子が思いつくってことはたいていのやつらが思いつくってことだ
そんな平凡なプロデュースで海千山千のオタクどもを引き寄せられると思うのか?」
麗子「そんな言い方」
両津「それとコスプレ喫茶の客層から考えて店に来る連中は男が大半だろう。
そもそも女の麗子に聞くのは筋違いだ」
中川「なるほど先輩の言うことも一理ありますね。やっぱ仕事以外だと頼りになるなぁ」
麗子「ほーんと仕事以外のことになると熱心ね」
両津「お前ら一言余計だ!」
麗子「そういう両ちゃんならどうするの?」
両津「ワシか、ワシなら巨大ロボットを屋上に置いて盛大なパーティを開く」
中川「ロボットですか?」
両津「そうだロボットだ。それもただのロボットじゃなく熱血もののスーパーロボット
ぽっと出のデザインじゃなくアニメ化去れていて誰もが名前を言えるようなものがいい
渋谷のハチ公に並び秋葉原の新名所にできるレベルのものだ」
麗子「細かいわねぇ」
中川「細かいですねぇ」
両津「スーパーロボットは正直評価は高くない。だがそれは国内での話だ
パシフィックリムを見てみろ。スーパー系そのものの内容で国内でも海外でも大うけだが、
リアル系ロボで国外で成功しているものは聞かない」 中川「けどそれはたまたまでは」
麗子「そうよ。私はそもそもロボットに興味ないけど」
両津「なら少し年代をさかのぼってみるか
中川はマジンガーZはわかるな?」
中川「はい。なんなら主題歌も歌えますよ」
両津「乗り込み型ロボットの初代であるマジンガーZは不動の人気を博したロボットアニメだ
のちの乗り込み型ロボットすべての親といっても過言ではない。
何度も倒され、ぼろぼろになっても立ち向かっていく姿は全国のちびっこを魅了したもんだ。
その人気はなんとスペインで銅像が建てられるレベルだ」
中川「スペインですか?スペインってあの国ですよね」
麗子「ほんとに? 前に友達から貰った画像に映ってたんだけどジョークだと思ってたわ」
両津「現地での放送では視聴率60パーセントを記録したとかなんとか
ワシはスペイン人ではないから詳しくは知らんがな」
麗子「でもそれってたまたまかもよ」
中川「そうですねぇ。マジンガーZは面白いですけど、スーパー系すべてってわけじゃないだろうし」
両津「ほほう。まだ足りんか、ならもう一つ面白い話をしてやろう
三十代のイタリア人が高確率で歌える日本の歌がある。それは鋼鉄ジーグのテーマ歌だ。
鋼鉄ジーグはダイナミックプロ制作のロボットアニメでマジンガーZを制作した所と言えば
大体雰囲気がわかるだろう。なぜそんなことが起こったかというと簡単な話で、
イタリアで広く放送されていたからだ。視聴率は大体70〜80パーセント
お笑いコンビが鋼鉄ジークの歌を歌いながら裸で踊るというシュール極まりない動画がある
ことからみてジョークにされる程度には浸透しているのは間違いないな」 中川「先輩、なんでそんなことまで知ってるんですか?」
麗子「そういえば最近競馬見なくなったわねぇ。スマートフォンをいじってるのはよく見るけどもしかして」
両津「ごほん。本官は調べ物をしているのでありましてけして仕事中にやましいものなど」
中川「履歴にはやましいものしかなさそうだ」
両津「ええいワシのことが信じられんというならこれでどうだ。
同じくダイナミックプロの作品でUFOロボグレンダイザーという作品があるんだがこいつはすごいぞ」
中川「すごいってなにがですか? まさか視聴率9割超えたとか」
麗子「それはすごいわね。まずないでしょうけど」
両津「そんなもんじゃない。なんとこいつはな。視聴率100パーセントを達成した化け物コンテンツなんだ」
中川「100パーセントって、それ裏番組は0パーセントってことですよね」
麗子「どれだけ面白くなかったのか逆に気になるわね」
両津「そもそも放送局が2〜3局しかなく、夕方のちびっこしか家にいない時間帯なのに
つまらんニュースをやっていたのがいかんかったらしい。それでもこの数字は脅威といわざるおえんな
このグレンダイザーは現地での名前をゴルドラックと言ったらしいが
同じ名前の新聞の売り上げが2〜3倍になるほどの反響はあったらしい」
中川「新聞関係ないんじゃ」
両津「オタクってのはそういうものだ。好きな架空アイドルと同じ名前の店に押しかけるし
好きな架空アイドルが日本酒すきだからとアイドルの名字の付いた酒を買い込むぐらいだぞ
そもそも複製可能な一枚絵のためにウン百万つぎ込めるやつらから見ればかわいいものだ」
麗子「すごい情熱ね」 中川「プロデューサーたちはお金ありますからね。僕ほどではありませんが」
両津「ちなみにUFOロボグレンダイザーが放送されたのはフランスだ。
海外でのおたく文化を紹介する際にフランスは避けて通れない場所になってしまっているが
その元凶をつくったのが日本のロボットアニメだったと思うと目が熱くなるな」
中川「もともと資質があったんだと思うことにしましょう
話を戻しますけど、秋葉につくるとしたらさっきの三つのどれかですかね?」
両津「それなんだが、ワシはゲッターロボを押すぞ」
中川「意外ですね。先輩ならマジンガーを押すと思ってましたが」
両津「マジンガーでも悪くはないだろう。
だが経営ってのは保守であってはいかんのだ
常に時代の一歩先を見つめて判断をしていく
そういうバイタリティが必要だ」
中川(先輩は一歩先が奈落でも突っ込んでいきますけどねぇ)
両津「第一考えてみろ。今までのロボは架空だが、ゲッターロボは現実にも存在するしな
設計図ならなんやら借りてこれれば一番金がかからんだろう」
中川「結局お金ですか。先輩らしいですね。
わかりました。設計図の方手配しておきますよ」
麗子「……それはやめておいたほうがいいと思うわ」
両津「なんだ麗子。男の夢に水差そうってのか」
麗子「そうじゃないけど」
中川「心配いりませんよ。なんたって中川グループの肝いりですからね。先方を絶対説得して見せますよ」 規制かな?
「ゲッターロボは現実にも存在するしな」
両さんにこんな台詞言われたら草生えるわ そういえば両さんは地獄を制圧した上、神をリアルファイトで倒してたな アニメゴジラの続報見たけど、地球がとんでもないことになってそうだ
怪獣惑星での武蔵のサバイバル生活とか見てみたいな
大雪山での経験を活かしての 規制に巻き込まれて気がついたら一週間たってた
ネタ思い付いてもパソコン手元に無いと思うように書けないし
さすがにしびれを切らしたんで8月中にパソコン買う
新ゲで壊滅した新宿のゴールデン街行ってきたんだけど超怖かった。
まず雰囲気が日本じゃない。変な匂いするわ、ステッカー張られ過ぎてもはやアートになってるわ、
明らかにホストっぽいにーちゃん見かけるわで、ここだけ独立国だって言われても信じるレベルだった。
ネタにラーメン屋でも入ろうかと思ったけど怖かったんで近くのネコカフェに逃げた自分は間違いなくチキンだ。
ゴジラの幼生食って生き延びて、たまにモスラを茹でて海老みたいでうまいとか言ってるのかね。
海老はたまたま海中に住んでるだけの虫らしいからモスラも意外と海老の味かもしれん。 エビラは核廃棄物で汚染された海水を浴びて怪獣化した海老だっけ
元ネタの映画をこの前見たけど、突っ込みどころが多くていい意味で面白い映画だったな
エビラも地味に強いし(甲殻が頑丈らしく放射能火炎があまり効かない)
怪獣ネタだと、デストロイアは分離・合体が出来るからちょっとゲッターっぽいな
デストロイア自身も進化し続ける怪獣みたいだし だが待って欲しい
火を通したぐらいで安全に食えるのかと
付け合わせはタンポポの花じゃなくビオランテかな?
わーバラみたいで綺麗ーと眺めてるとゴジラ似の化け物が完成するもよう
どっかの居酒屋のコラボ料理にツインテール揚げってあった気がする
怪獣酒場だったかな? 飛焔の敵連中は植物だけあってビオランテっぽかったな ツインテールと言えば、怪獣をゆるくしたショートアニメだと毒があるって設定だったな
ツインテール釣り堀なるものがあって、グドンはそこで夕飯として釣ってるらしい
改めて見ると、ツインテールは顔が不気味すぎる
石川先生が漫画版タロウのノリで描いたら恐ろしい物が出来そうだ 何故か分からないけど、新ゲのキチってる頃の隼人が剣と魔法のファンタジーな異世界に転移する夢を見た
とりあえず、その世界にとってロクなことをしなさそうだ 魔法の仕組みとかを科学的に検証したり修行とかもしそう
アベンジャーズでロキの杖をコンピューターで解析したみたいに そういえば、こち亀の作中にマジンガーが出てきた事があったな
両さんのゲームを作る話とか超合金についてを語る話とかで
数ヶ月ぶりに平凡な日常いきます その日も彼は読書に勤しんでいた。
黒曜石に似た輝きを宿した瞳が忙しなく動き、紙面の中に描かれた世界を眺めていく。
光源の力は乏しく闇夜に近いが、きちんと読めているらしい。
薄い皮手袋で被われた指が頁をめくりかけて、止まった。
鋭い眼が釣り上がるように動き、彼が意図的に漫画本(「魔法少女。斬」)で隠していたものを見据えた。
「でれれれってれってってってってっ」
軽いステップを踏みながら、黒と白を纏った少女は囀ずるように歌っていた。
その独り舞台は既に、30分ほど繰り広げられていた。
「てれれれーん、てれって、てれれれっ、てれれってっ、てれってれってってってってってっ」
曲調に勢いが付くと同時に、黒い魔法少女の動きも激しさを増した。
暴風の如き激しさで、熟練の曲芸師の技が乱舞していく。
蠱惑的な美貌を宿した笑顔を振り撒き、女性を主張する部分を揺らして乱舞する様は、多くの男を魅了するだろう。
彼は、それの例外だった。
不快感を隠そうともせずに喉を鳴らした彼が視線を注ぐのは、呉キリカの両手の先だった。
呪文じみた囀りが終わると、キリカはぴたりと足を止めた。
そこに、落下してくるものがあった。
朗らかな笑みをした魔法少女がそれを受け取る寸前、少年の右手が動いた。
一瞬の後、遥か彼方で金属の砕ける音が鳴った。 「唐突且つ理不尽な暴力はやめたまえ、友人。彼女の命は、他でもなく彼女の物だ」
「意味不明な事ほざいてんじゃねえ。さっさと楽にしてやりな」
キリカは手の甲から生やした大鎌を解除し、ナガレも伸ばしていた右腕を戻した。
ジャケットに仕込んだナイフの残り本数を考え、彼は追撃を取り止めた。
そしてキリカ曰くの、「彼女」に目をやった。
彼の投擲から守護したキリカは「大丈夫だったかい?」と真摯な表情でそれを見つめていた。
その様子に彼は吐き気を覚えていた。
ごくごく軽い、胸焼け程度ではあったが。
「これは君を模倣しただけだよ。あ、正確には君の昔話か」
純白の白手袋に被われた細指が、人間の頭大の物体を玩んでいる。
指で触れられる度に、煩悶とした音を放つ。
音の出所は黒い穴。
穴の縁には、無数の赤黒い穴が並んでいる。
穴ではなく、細長い錐状の物体が伸びているところもあった。
強引に抜き取られた歯と、その残りである。
キリカが玩ぶのは、魔法少女と少年が対峙していた魔女の顔面の残骸だった。
しかもまだ息があり、結界を持続させている。
ナガレが記憶を辿ると、こうなる前は多少なりとも人間に似たところがあったように思えた。
だが今は、抉られた目玉と歯をくり貫かれた口腔、
鳥の嘴に似た尖った鼻のあった場所に穿たれた深い穴くらいしか、元の形を想起させるものはない。
鉄のように硬かった白磁の皮膚でさえ、キリカの剛力で引き剥がされている。
青紫色をした剥き出しの肉をキリカが触れる度に、黒い穴の奥から声らしき音が湧く。
一応の仲間達と連携し魔女を20体ほど倒した経験から、多分これは魔女の言葉だろうと彼は思った。
「殺してやる」か「殺して」と言っているのだろう。 「更に云えば、君の仲間というかお友達の」
楽しそうに語るキリカの言葉はそこで途切れた。
魔女が投げ出され、空いた両手が口元を押さえた。
「おろろろろぉぇええぇっ」
手を押し退け、吐瀉物が盛大に滴り落ちた。
濃厚な酸の臭気は、発生源から5メートルほど離れた彼の元へも辿り着いた。
背を折り曲げ、荒い喘鳴をこぼしている。
脳髄ごと頭蓋を割られ全身の骨という骨を破砕された挙げ句、
内臓の殆どを破壊されても、笑みさえ浮かべながら平然と立ち上がってきた黒い魔法少女が嘘偽り無しの苦痛を訴えていた。
「手を貸すか?」
不憫に思ったのか立ち上がりつつ、ナガレが問う。
ちなみに、彼がつい今まで腰掛けていたのは魔女の鎧殻の破片であった。
頷きを確認すると、彼は右手の指先でキリカの背を擦った。
残る左手は得物を握っている。
万が一というより、数分の一か五分五分程度の危険に備えて。
「あ、もうちょい右。うん、そこそこ。
それはそうとして、君の話は全く以て不愉快極まる。反吐が出るよ」
「見りゃ分かる。ついでに、甘い菓子ばっかり喰い漁る偏食をやめやがれ」
一応の同意と助言をしつつ、「俺、今んとこ一言くらいしか喋ってねぇんだけど」と、彼は思っていた。
同時にキィンという短めの音が鳴る。
「もういいよ、ありがとう」の言葉の代わりにキリカが放った鎌の一振りが弾かれた音だった。
言うまでもなく、鎌の狙いは少年の首であった。
「特に佐倉杏子曰くの「屑」は最悪だ。とても人間とは思えない。
そんなのと一緒にいた友人は更に不快だ。存在が理不尽にすぎる」
「お前もいい線いってるぞ。つか部分的には野郎を越えてる、時もある」
汚れた口元を手首の白布で拭うキリカは、露骨に不快な表情となった。 危機感を覚えたナガレが二歩ほど後退すると、先程まで足のあった場所の床面が破砕。
波しぶきのように弾ける破片の群れを避けつつ見れば、キリカの両手から伸びた複数の大鎌が床に突き立っていた。
彼の予想より、数瞬は遅い反撃だった。
「思ったより重症だな。てかよお前ら、あいつを嫌いすぎだろ」
「好きになれるところがあれば、是非とも御教授願いたいね」
キリカは皮肉でそう言ったつもりであったが、彼はそれを問いとして受け取った。
大きめの眼の中の瞳に困惑の色が生じると、それを消し去るべくとして思考を開始した。
激しい頭痛が生じたのか、彼の表情には苦悩があった。
「確か…頭がいいってのが取り柄だったな」
そう言った頃には、彼の顔にはびっしりと汗の珠が浮いていた。
「屑」の長所を探るというのは、余程やりたくないらしい。
「どのくらい?」
キリカの声は弾んでいた。
吐き尽くした爽快感があるのと、友人の苦痛を見物できたために。
「お前らの学校の教師の、300倍くらいじゃねえのか。多分」
苦悩と共に告げたそれが、余りにも頭の悪い例えだということは、彼自身も理解していた。
「つまり、最高にイカれてるってことだね。
ありがと友人。いかにも体育会系な君の説明としては、とても分かりやすい説明だったよ」
言い終えると、キリカは魔女を左右から挟む両手に力を加えた。
肉と骨の抵抗など無いかのように、両の掌の距離が一気に縮む。
悲鳴を挙げる間すらなく、魔女の頭部は潰されていた。 肉と体液が泥のように飛び散り、最後の足掻きとでもいうようにキリカの顔を赤黒く汚す。
上唇の近くに付着したそれを、彼女は短く舌を出して舐め摂った。
「あはっ、ゲロまず」
微笑みながらも、黄金色の眼には僅かな怒りの色が浮かんでいた。
一応、一矢報いたということだろう。
そして、死と共に異界が崩壊した。
現世に戻ると同時に、不快な臭気が両者の鼻を突いた。
荒れ果てた廃屋の中に、魔女は結界を張っていた。
腐りきった木材と黴の臭いが、狭い室内に充満している。
それらを押し退ける強い刺激臭は、鼠等の小動物の排泄物のものだろう。
「ねぇ友人、私って魔法少女のはずだよね?何でこんな処にいるのかな?」
「漫画やアニメと、現実は違うってだけだろ」
「そうだね。つまり努力は惜しむなということか」
噛み合いの悪い会話をしつつ、キリカは手を開いた。
魔女が遺した宝玉が、薄闇の中で暗い輝きを放っていた。
つづく ここまでで
夏になると、ドグラ古墳の話を思い出す(初出も夏のホラー特集だったような)
虚無戦記で見ればドグラは少し強い雑魚程度の印象になるけど、
対処法がほぼ無しで話の終わり方も絶望そのものとか… 今更だけど、スパロボにロボガ参戦してたのか
未プレイだけど、自分の機体が女の子と化してるって搭乗者としてはかなり複雑なものがありそう サクラ大戦2のラスボスって神谷さんなんだけど竜馬とかの印象が強い自分にとって、ああいう「冷酷無比で理屈詰めの全く叫ばない頭脳派」な役もこなせることに凄く驚いた 洋画だけど、フェイス/オフって作品だと悪役やってるね
割りとトチ狂ったというかかなりの悪なので一見の価値あるよ
この映画の性質上、終盤ではある事由を切欠にCV神谷無双が始まる OPの「ギブアップせい」で有名なゴライオンのラスボスも神谷声らしい
スパロボでも突っ込まれてたけど、敵の名前が「デスブラック獣人」ってド直球にも程があるだろう
俗に言うパワーワードで、敵方はとんでもなく悪い奴だってことは視聴者に伝わるな
実際に敵勢力はかなりの外道だったみたいだし
平凡な日常いきます 「反省会といこうか。先攻は私が貰おう」
帰路を行きながら、何の前振りもなくキリカが言った。
深夜の行進に退屈感を覚えていたナガレはそれに乗ることにした。
「とりあえず君、絶妙に弱いよね」
数歩後ろから投げ付けられた言葉を、彼は黙って聞いた。
「先攻」とのことを、彼なりに尊重したらしい。
相手の出方を伺うともいう。
「スピードも打点も私の四から五割くらいだし、この仕事向いてないんじゃないのかな?」
「トドメを刺したのはてめぇだが、魔女の首を獲ったのは俺だぞ」
憮然とした口調で、彼は事実を口にした。
「私のサポートありきでね」
後ろを見なくても、赤い舌を出して微笑むキリカの顔が、彼は容易に想像できた。
「俺ごと魔女を刻もうとしくさった事か、黒鎌を投げつけてきたりの事を言ってるのか」
「身に覚えが無いね。友人は責任転嫁したい御年頃なのかな?」
あっけらかんとした口調で、キリカは言った。
怒鳴り返すか一戦交えるか少し悩み、彼は言葉を選んだ。
呉キリカという黒い暴風が吹き荒れれば、街角など数分も経たずに無意味な瓦礫の山と化してしまう。 「ところであれなんつってたっけ?
俺が魔女の腹に斧をブッ刺した時にてめぇが投げつけてきた、小さめの黒鎌のコトなんだけどよ」
ほぼ先程の言葉と同じだが、今度は疑問形で訊いた。
馬鹿馬鹿しいと思いつつ、更にハメられたという自覚はあったも、訊かずにはいられなかった。
「あれは「ステッピングファング」だよ。牽制や足留め、あと友人への嫌がらせにすっごく便利」
数秒前の発言との矛盾など、キリカの思考には欠片もない。
知能がどうというより、友人をいかにおちょくるかに思考が傾いているのだった。
「俺に構いすぎだろ。ちったぁ真面目にやれよ」
「何事にも、遊び心を持つことは大事だと思う」
心からとしか思えない発言に、ナガレは数秒ほど沈黙した。
その間に返しの言葉を選ぶ。
「そんなんだから、派手に一発喰らったんだろが。胴体千切れかけてたぞ」
「あれは勝利のための致し方ない犠牲だ。
ついでにそれに伴う友人の不慮の死も、私達が成長するための通過儀礼」
「んなもん、俺で得ようとすんじゃねえ。中坊らしく日々の出来事で勝手に色々学んでろ」
「はいはい、分かったよ友人」
キリカからの返答には、欠伸の尾ひれが付いていた。
飽きたのかそれ以降の言葉は無かった。
頃合いだと、彼は思った。 「走れ」
言うが早いか、彼は駆け出した。
数秒と経たずに彼女の友人は視界の彼方へ消えていった。
その様子にキリカは沈黙した。
後頭部の辺りで両手を組み合わせながら、人類の脚力を越えた速度で疾駆する少年を、眠たそうな眼で眺めている。
「へぇ」
さも感心したというような呟きを漏らすと、指の宝石を煌めかせた。
そこから生じた黒に近い藍色の光が小柄な少女を包み、直後に光が破砕。
光の残梓を払い除け、黒い暴風が産まれ出でた。
「で、急にどしたの友人。発情期?」
二、三歩程度で追い着き、彼に併せて並走しつつキリカは訊いた。
猫のような瞳には、試すような眼差しがあった。
「惚けんな」
踏み込んだ右足の爪先に、地面を抉らんばかりの力が込もった。
実際に五センチ程の陥没をアスファルトに生じさせた直後、彼は地上から四メートルほどの高さに身を踊らせていた。
擁壁を易々と越えて空き家の屋根に着地、する直前に彼の身体は更なる高みに昇った。
「君は疾いが、遅い」
少年のジャケットの襟首を掴みつつ、魔法少女が飛翔する。
三軒ほど家屋を越えて瓦屋根へと着地し、すぐさま跳躍へと移る。
着地の際に生じるものは、靴底が屋根を擦る僅かな音のみ。 「暫くの間そうしていたまえ。干物のように」
歯に布着せぬ物言いに、彼は不服そうな表情をしていたが、
現状ではこれが最適と思っているらしく特に言及することはなかった。
尚、自重に加え高速移動の負荷に晒されるという、首吊り以上に過酷な状況での頸部の圧迫については、強靭な骨と肉で耐えていた。
苦痛についても、精々風がこそばゆいといった程度の不快の色が顔に浮かぶ程度である。
それについて、キリカは残念といった顔付きをしていた。
「さて問題。崇高なる目的のための、私達の反省会を邪魔する腐れクソゴミ共は何人でしょーか?」
「二人だ」
即座に返されたそれに、彼女はむっとした表情となった。
「ちなみに速度低下魔法は、とっくに発動済みだよ」
続くそれには、不快感が込められていた。
「足並みが乱れてねぇ。避けてやがるな」
跳びながらキリカは首を傾げた。
自分が魔力を使って強化した聴覚で捉えられるそれを、多分人間であろう少年が把握しているのが不思議だった。 「で、何処まで逃げる気?地の果てまでなら独りで逝ってよ」
「この先にデカい廃工場があった筈だ。そこで白黒付けてやる」
「無駄な事はよく識ってるね。
まさか、最初から私を其処に連れ込む事が目的だったのかい?もしや連中も君の手下か?」
陰謀論と共に注がれる侮蔑の視線を、ナガレは無視した。
ちらと背後を見ると、暗闇の中で疾走する二つの影が遠くに小さく見えた。
移動に伴い周囲の家屋は減り、周囲には空き地や林藪が目立つようになっていく。
「こんな面倒なことせずに、さっさと激突しちゃえばいいのに」
「場所考えろ。無茶言ってんじゃねえ」
「流石にこれは冗談だよ。でも友人て、意外にも割りと真っ当な正義の味方タイプだよね」
彼女なりに誉めたつもりであったが、左手の下から返ってきたのは舌打ちだった。
「正義」。
どうやらこの言葉は効くらしいと、キリカは記憶の片隅に留めた。
「ところで運賃はきっちり貰うよ。君の血肉を、私が望むだけ程度で赦してあげよう」
「幾らでも払ってやる。連中の相手を済ませてからな」
返答が気に入ったのか、キリカが邪悪な微笑を浮かべた。
魔力が解放され、姿が霞む程に加速。
黒い彗星となり、闇の中を飛翔していく。
つづく ここまでで
おりこもこの前完結したけど、ぐるぐるお目目がよく出てたな
やっぱりああいう目は怖い 来年やるマジンガーの映画はTV版の10年後が舞台らしいけど、グレートやダイザーは出るんだろうか
戦闘シーンが結構良かったから、あんな感じにゲッターがCGで動くところも見てみたいな >>267
今更だけど、中川は作中で「マジンガーZ」を歌ってたな
確か派出所の連中でカラオケに行く話だったはず >>293
神谷さんはジェームズ・ボンド役もやってたからそこまで驚かないかな
けどあの人がああいう役をやるとやっぱりシティハンターの冴羽涼になるんだよなw 知らない間に牌が発売してたのか
主人公の生身での無双が見てて爽快なのがいいな
買わねば(胸に募る使命感) 再来月に出る「巨影都市」はゲッターロボとも相性よさそう
…個人的にはゲッターというか大怪獣同士の決戦に巻き込まれたら生き残れる気が全くしないけど
それにしても、怪獣王や守護神が同じ都市でそれぞれの戦いを繰り広げてるとかカオスなゲームだな 今週から「エイリアン:コヴェナント」が公開されるけど、
ゲッター線的にはエイリアン(ゼノモーフ)はどんな感じなんだろう
平凡な日常いきます 「とうちゃぁぁぁっ」
高窓のガラスを蹴破りながら、キリカは叫んだ。
月光を浴びて輝くガラスの中を翔ぶ黒い魔法少女の姿には、幻想的とさえ言えるような美しさがあった。
「くぅううううっ」
着地の瞬間、叫びも終わった。
黒髪の少年が、黒い魔法少女に投擲された瞬間でもあった。
大型重機もかくやとばかりの剛力に振り回され、薄闇の中を飛翔していく。
殆どの設備を撤去され、がらんどうとなった室内は大きめの体育館ほどの広さがあった。
空中で転がりながら、壁に激突する寸前に彼は両足を地に着けた。
コンクリート面に摩擦の痕と焼けたゴムの匂いを生じさせつつ、両足は力強く地面を踏みしめていた。
その様子を視認すると、キリカは小さく舌を鳴らした。
「君はもう少し気を配るべきだ。やたらとクソ重い君を運んだ私の苦労に敬意を評し、頭をカチ割って液化した脳味噌を垂らすとか、
背骨と肋骨を四方六方八方にブチ撒けるとか、今からでも遅くないので速やかに遂行すべきと提言する」
失望の眼差しで、キリカは少年を見据える。
対する彼は、首を左右に傾げ、背骨を伸ばしていた。
動作の度に、ベキベキと物騒な音が各関節から鳴っていた。
「何か言ったか?」
地獄耳故に聴こえてはいたが、彼は敢えてそう言った。
道中に行われた、常人ならその回数分だけ肉片と化すであろう苛烈な嫌がらせへの地味な報復だった。
長文を喋った後なだけに、微妙な雰囲気が生じた。
反撃は効を奏し、少女のにやけ面ながら秀麗な眉間に不快さが皹となって刻まれた。
「前々から思ってたけど、君ってクソ強い雑魚って感じだよね」
「あ?」
今度はこちらの額に亀裂が生じる。
迫り来る敵を前にして、不毛な応酬が続く。 「私はRPGとかソシャゲとかをそれなりに嗜むのだが、君はアレだ。初期の頃に使える、初心者救済のためのちょっと強いキャラだ。
でもしばらくするとインフレに置いてかれて改造とかしないと売却とか破棄とかされるやつ。お留守番役とも云う」
「ムカつくけどよ、何を言いたいのかは俺にも分かるぞ」
「君ごときに私の思考の一端を覗かれるなど、ある意味強姦にも等しい。辱しめにも程がある」
「出す言葉は脳味噌で考えてから口にしろ。中学三年生」
「まぁ、それはそうとしてだ。
私の見立てでは、少なくとも全身の筋肉断裂か内臓破裂をやってくれると期待に胸を膨らませて、此処まで飛ばしてきたのだが」
「完全に平気ってワケでもねぇが、スピードの出しすぎや衝撃とかには慣れてんだよ。この前話したろ?」
その言葉に、攻めに転じたことで笑みの形になっていたキリカの表情に隠しようもない不快さが顕れた。
「そんな下らない話など覚えていない。
そもそもそんな、常時交通事故案件上等な乗り物など、常識及び物理的に成立するハズがない」
「覚えてるじゃねえか。確かに言われてみれば、アレはちょっと不思議な飛行機だけどよ」
今は何処にあんのか知らねぇけど、とナガレは続けた。
「友人。友としての忠告だが、嘘はよくない」
「どこからが嘘だって?」
彼としての最大級の疑惑は、非戦闘時でも、多い時には
三十分に七、八十回程度は自分を殺しにかかる存在である呉キリカが己の友を自称していることである。
「全部に決まっているだろう。君の存在も含めてだ」
存在に対する完全なる否定とあっては返す言葉も無いのか、彼は苦笑いをするしかなかった。
但し憂鬱なものではなく、どこかその返答を面白がっている節がある、そんな笑いだった。
異次元的な対話の中、上方からの僅かな音が両者に警戒心を走らせた。
二対の鋭い視線が交差したと見るや、両者はそれぞれ左右に跳ねた。
直後に、それらの場所に光が満ちた。
地面に接触した光の根本から、破壊の風が吹き荒れる。
熔解し、大きな擂り鉢状になったコンクリの縁。
地面に生じたその二ヶ所に、こちらもまた一対の影が聳えていた。
粉塵が晴れていき、天井に空いた大穴から覗く月光が襲撃者達を映し出す。 離脱から再度合流し、破壊から距離を離した魔法少女と少年はそれらの姿を、獲物に挑む隼の目付きで睨む。
両者の手にはそれぞれの得物が備えられ、暴虐の牙とされるのを待っている。
月光の優しげな光により生じた滑らかな輝きは、それらの牙の唾液に見えた。
同じく月光に映えたのは、小柄な少女のシルエット。
身長は150センチそこそこであり、この場に居合わせた者達と然程変わらない。
細い脚部や腰を勿論、下半身の大半を漆黒のタイツが包み、上半身も白と黒で構築された複雑な衣装を纏っていた。
ナガレが苦手とする、少女の肢体がくっきりと浮き上がった姿だった。
だが異様なのは両者の共通点として、頭部を包帯で覆っている事だった。
眼や口元といった箇所も完全に塞がれており、輪郭程度しか伺えない。
唯一、頭部の包帯にはほつれが見られ、そこから頭髪の一部が垂れ下がっていた。
俗に言う「アホ毛」とやらである。
衣装のそれと似た黒髪だった。
「へぇ。同じ髪の色を持つ者がこの場に四人。中々に運命的だね」
「黒髪はそんなに珍しいのか?」
ナガレの伺いには、興味の色があった。
「いや別に。というか、髪の色なんてどの色も世界中満遍なくいるに決まっているだろう。君は私より世間知らずだな」
切って棄てるような返答に、少年の額に亀裂が生じた。
対するキリカは半月の笑みとなっている。
「最初に街を彷徨いた時に思ったんだがよ、ここは地球でしかも日本だってのに不思議だな。全くよ」
「何だその妙な言い方は。君はどこの世界の人間なんだ?」
「だから前にも言っただろ」
敵前にも関わらず、不毛なやり取りが生じる。
最早、これは彼らの呼吸や鼓動に近い。
「…れ……が」
割れたガラスと天井より吹き込んだ夜風に乗って、その音は対峙する者達へと届いた。
並び立つ二人のうち、片方のものからだった。
口元の包帯が、僅かに開いている。
それは、黒い魔法少女と対峙している個体だった。 「ぐ…ぎ……」
治癒しかけた瘡蓋を無理矢理に開いていくような。
粘ついたような感覚を、聴くものに与える声だった。
「ぐぅぅぅ、ううううれぇええ……ぎぃりぃいい、がぁ……」
耳を塞ぎたくなるような絶命寸前の吐息のような音で、怨嗟に満ちた声で、その名称は構築されていた。
対峙者達を視界に捉えつつ、黒い魔法少女の友人は隣を睨む。
が、当の本人は首を傾げていた。
無表情に近い表情で、何が起きたのか全く理解できないとでもいうように。
「おい「呉キリカ」。彼方さんが呼んでるぞ」
問い掛けではなく、断言。
言葉の裏には「お前、何やらかした?」との意思がある。
「友人、一度耳鼻科に掛かるコトを勧める。何なら私が診てあげても構わない」
「てめぇに何が出来んだ?解剖か?冗談じゃねえ、現実逃避はよしやがれ」
「私の名前は「クレキリカ」だ、「ぐれぎりが」じゃない。ついでに私は一人っ子の上に純潔だ。故に血族でもない」
「だから何で毎回てめぇに話し掛けると、こんなこじれた話になんだよ。いい加減にしねぇと、俺はあっち側に付くぞ」
自分でも馬鹿げた事を言っているとは、ナガレも自覚していた。
しかし話を進めるためには、口を開くしかなかった。
憐れみ深いため息を一つ吐くと、キリカは肩を竦めた。
「友人には冗談も通じないのか」
「言うような場面じゃねぇだろ」
「それもそうだ」
声の質が変わった。
感情移入を拒絶するような硬い声色に。
異変と判断し横に跳ねた彼の傍らを黒い刃が旋回した。
明らかに首を切断する位置で刃を振るった張本人の顔を一瞥した彼を、獰悪な輝きを湛えた金色の瞳が出迎えた。
「確かに。何であろうと奴らは敵だ」
酷薄な悪鬼の笑みをナガレが視認すると同時に、黒い魔法少女の姿が虚空に翳る。
眼で追うと、視界の大半を吹き荒れる黒い烈風が埋めていた。 最中には、破壊の発生源たる呉キリカと対峙する少女が一人。
振り回される複数の黒鎌の切っ先からは同色の閃光が迸り、軸線上の物質と大気を切り裂いている。
もう一人の追撃も許さず、捉えた一人を伴い烈風が壁面を破砕。
更にその先の壁面と回廊の一部、更に奥へと破壊が続く。
邁進は止まらず、破壊の限りを尽しながら二人の黒い少女達の姿が消えていく。
遂には抜けた先で崩落が生じ、コンクリや鉄屑が山と積もって穴が塞がる。
破壊孔の奥からは、無数の火花の発生と高らかな哄笑、
人の声帯が奏でられるとは思えない獣じみた咆哮の残滓が聞こえてきた。
「突拍子のねぇ奴だ」
瞬く間に視界から消え去った存在に対し、ナガレは呆れていた。
自分が殺されかけた事に関しては、特に何も思っていないらしい。
少なくとも表面上は。
慣れとは恐ろしいとはよく言うものの、これはその最たるものではなかろうか。
「置いてけぼりにされちまったな」
一応、意志の疎通が出来ないものかと声を掛けたが相手方に変化はなかった。
最初に見た時とほぼ変わらない姿勢で、視線先に直立している。
どうするものかと考えた時に、軽い違和感を覚え、彼は左脇腹に手を添えた。
掌と布地の接面より、小さな水音が生じた。
先の魔女との戦いで追った傷からの出血だった。
追っ手の撹乱と嫌がらせを兼ねた高速移動は、傷付いた皮膚の耐久力を越えていた。
それでも損傷としては大した事はなく、痛みも微細なため彼は問題なしとした。
「……ぅぅ…ぅ」
先程の個体と異なる、少女らしい高音で構成された呻き声が彼の耳朶を震わせた。
警戒を強め、両手の斧を前へと突き出す。 避難所に落としました
前にもあった事だけど、最後で切れるってのがちょっとなぁ… 今年も半分以上終わったけど、来年でチェンゲから20年とか時間の経過が早すぎる
そろそろ新しい声でのゲッターチームが見たくなってきた 今更だけど、マジンガーの方のエンペラーはゲッター線で動いてるのか
今更だけどスパロボVは物騒な世界だな >>318
パソコンは何とか買えたよ〜
ただネットに繋ぐのがうまく出来なくてな
色々調べたらそもそも契約からやり直さなきゃいけないやつだった。
正直何度も「お前は竜馬か」って突っ込み入れてたよ
何とか契約できたからぼちぼち投下しようかね
>>284
こち亀だけに亀にもほどがあるけどレスする
まさにその話を床屋で見ていける!と思って見切り発車した。
麗子と中川と部長と両津がカラオケ行く話で、何事もなかったかのようにさらっと歌ってたのはうけた お、そっかぁ(歓喜)
確かに竜馬は契約とか手続きが苦手そう
というか得意なはずないか
新だと書類を偽造って見抜いてたけど、あれはなんというか煽り返しみたいな気がするし ここ数年異世界転生ものが流行ってるけど、ゲッター線なら生命体の転生とか出来そうだな
但し目的は送り先の世界の侵略とか新しい進化の布石とかになってそう
ついでに、それをラ=グースが感知してドッタンバッタン大騒ぎ…というのを少し妄想した
他にはラ=グース軍団による転生者狩りとか Wiki見て初めて知ったけど、ゴッドマジンガーってああいう話だったのか
大昔に漫画版をちらっと見たときに殺戮描写にビビって、以降触れてなかったから
いい機会だし探してみようかな そういえば自分の好きなとある日本の少女漫画を原作とした台湾ドラマを見てたらワンシーンにて女主人公の好きな人の部屋になぜかゲッタードラゴンとグレートマジンガーのフィギュアが飾られてて即腹筋崩壊したw 日本のロボットって人気みたいだからね
でもそのチョイスは笑うわw
今更だけど、「リンカーン 秘密の書」という映画を観た
主人公のリンカーン(cv石川英郎)が吸血鬼と斧で戦う作品
ツッコミどころの多い作品だったけど、石川さんのイケボが利いてていい作品だった
終盤とあるシーンで「未来永劫戦い抜け」って台詞があったのがドキっとしたな 別スレだけど、ゲッター線や石川世界の話で盛り上がってて草
やっぱいいなぁ、ゴッド・イシカワ宇宙
いくら妄想しても果てが見える気が全くしないわ ネオゲ見返してて思ったんだが、緊急事態とは言え一般車を蹴散らして進む
ゲットマシン入りのトラックに草 隼人「これからは弱い人類は生き残れないんだ」
隼人の教えが生きたんですね分かります
ここで言っていいのか分からないけど
幸せ呼ばない青い鳥SNSに珍しく朗報らしきものが落ちてた
小説版ゲッターの作者たかしげ宙先生がゲッターの同人誌を出そうかどうかアンケ取ってるらしい
一巻分にプラスだから元に少々加筆して出すんだろうか へぇ、いいじゃん
あの小説は情景描写も丁寧で読みやすかったなぁ 数年前に2巻の序盤をお試しみたいに公開してたんだけど
たぶんそれが1巻分にプラスされるものじゃないかな?
どうせだったら公式から2巻を…と思ったんだが先生のつぶやきを見るに
それが無理っぽいから同人誌で、って感じなのかー >>322
できる
元々ゲッターの世界が、ゲッター作らせるためにゲッター線が別の地球、前の知的生命体の文明やノウハウ移植したり改変したりテコ入れしまくってっから
ゲッター線の目的が改変もなにも、無限にゲッター宇宙として膨張させるのが目的だから
知的生命体の文明なら全部その範疇 改めて考えると恐ろしすぎる
新竜馬には頑張って頂きたいものだ(尚、地獄変) 最近スカイリムをやってるんだが新ゲ竜馬が主人公だったら街にある物(殆ど人の所有物)を何気に持っただけで犯罪賞金を掛けられて、
衛兵「スタァァァァァプ!首長の命令により止まれ!お前はスカイリムにて罪を犯した!償ってもらうぞ」
竜馬「ざけんじゃねえ!ただ手に持っただけじゃねえか!」
以後、衛兵と喧嘩しまくって賞金額がはね上がっていくのを容易に想像できたw 新竜馬のヤンキーっぽいとこほんとすき
今までのOVAで(一応)サブキャラだったから、その鬱憤を晴らすかの如く好き勝手に振る舞ってるとことか 最近ガンダムXを見始めたんだけど、ガンダムヴァサーゴがガンダム版のゲッター1に思えてきた
腹からメガソニック砲なんて物騒なモノ撃つし、頬から伸びた突起もゲッターの角に似てるような気が ガンダムで一番可愛いヒロインはティファ
異論は認めない おっ、そうだな(同意)
新ゲ最終回のゲッター線「あなた(ついでに元テロリストと生臭坊主)に、力を」 新ゲのDRAGONに「闇払い世界を」とあるけど、
新竜馬もゲッター線という邪悪を自分もろとも連れ去って、世界を救ったんだな(地獄の釜は開いているとはいえ) >>334
似たようなゲームでウィッチャー3(結構有名な洋RPG)があるけどほんと人間って糞だなって感じるくらいに欲と愛憎にまみれた内容だったな
殆ど救いのない展開ばっかりで前作から続投のヒロインの一人が展開次第で主人公と仲違いになって殺し合ったり、最悪串刺しの刑、火炙りの刑にされて無惨な姿で街中に見せしめで野晒しされてるシーンに戦慄したな・・・ デビルマンかな?
洋ゲーって、グロとか精神的にも凄惨な描写とかに容赦ないからね… >>341
>>340の者だが確かにデビルマンだなw納得
けどこのゲームって主人公が複数いるヒロインと何股もかけると全員にバレて強制的にバッドエンドルートに突入するのには本当に草をおさえ切れなかったな ちょっとググったけど、洋ゲーだけあってセク☓スも出来るのね
そりゃあ、まぁ、怨恨とかもやべぇわ
やべぇって言えば、この前友人と「石川賢世界のやべーやつ」って話をしてたけど、
ヤバいのが多すぎて誰だか分からなくなったことがあったな(因みにその時のやべーやつは将造) >>334
竜馬、というより厳しい石川キャラはスカイリムよりも同会社の看板タイトルのフォールアウトシリーズ(核戦争後の世界か舞台の世紀末なオープンワールド)が一番似合うな
特に爆裂が一番相性いいと思う 爆裂の開幕ドワォすき
相手が外道なのは分かるけど、会話中に笑顔でドワォすることねぇだろ…(読んでて腹筋が死んだ) >>334
スカイリムに竜馬きたらメインクエストオンリーになりそう
人種差別が激しい世界でサブクエストもそれ関連ばかりだから竜馬が好かなそう
ただ山賊討伐の仕事とか嬉々とやりそう 隼人に山賊の討伐とかやらせたら、何時の間にか組織を掌握して
現政府相手にテロ行為とかし始めたりして
最近ソシャゲというかマギレコ始めたんだけど、
これに限らずガチャでキャラクターが出て来る原理が不思議で仕方ない
因みにマギレコだとソウルジェムをいじって出す模様、怖い
それで勝手に考えたんだが、ゲッターロボでガチャやる場合は
ノーマルガチャ
→地下のゲッター墓場を漁る名目でパーツやゲッターロボをガチャる
レアガチャ
→新ゲの地獄の釜から異世界のゲッターロボを呼び出すor皇帝からの贈り物
って事でいいんだろうか(いいもへったくれも無いのは分かる) ゲッペラー「やあ」
ゲッター聖ドラゴン「呼ばれた気がして」
真ドラゴン「全長六キロですが通り抜けてきました!」
地獄の釜の番人こと新ゲ隼人「帰れ」
ガチャ10連で当たり引いたら地球が終わるってレベルじゃない出来事起きそう。複数来たら世界最後の日の始まりかな?
真ドラゴンは低レアのゲットマシンを数千機集めて作るとかだと発狂しそうだ そもそも早乙女博士自身が一気のゲッター作るために大量のゴミゲッター作ってるからそれがガチャみたいなもんだ 真ドラゴンは覚醒させるのに何回も引き直される羽目になりそう
確かに言われてみればゲッター作成自体がガチャかw ガチャ回すのに必要な単位、要は石をゲッターでやったら
ゲッター炉心25個くらいで1ガチャになるんだろうか
自分で言っててなんだけど、物騒な単位だな… ※なお炉心1つで恐竜帝国とそのおまけにニューヨークが灰になるもよう
>>339
言っていいのかわからんが「闇祓い世界に光を」だと思う(先週カラオケで歌ってきた奴)
闇祓ったお陰で世界は光(ゲッター線)で満ちてるけどヤバくね?(二つの意味で)っていうオチだと思ってる
どこ切り取ってもヤバイのはさすがゲッターだ(誉め言葉) あー、そうだね(祓うの件)
ペイする方じゃ駄目だろ
いやまぁ、新のゲッター線は宇宙規模で闇というか絶望の
押し売りをしまくってたけどさ…
にしても神様と決戦やったあの惑星、見返してみると、あの宇宙には巨大ドラゴンしか存在物がないせいか
晴れやかな空が広がってるところが凄く不気味だ 増長天は、見た目が黒いドラゴンと凄く格好いいのにブーメランの余波で死んだのがな… プロトゲッター軍団に竜巻攻撃かますところ好き
そういえば敵キャラ中の人ネタで考えると、
トランスフォーマーのコンボイが二人もいるな 公式サイトで言及されてたけど、今回のゴジラは植物ベースなのか
アニメゴジラもテーマの一つに進化があふらしいけど
真ドラゴンみたいに物騒な存在になってそうで怖い(土塊や大樹みたいな見た目も最初の真ドラゴンぽいような) 言われてみればそうかも
博士に操られてた邪ドラゴンの筋ってヤシの木の表面っぽくも見えるよね
あと最近買ったムック本で邪ドラゴンは真ドラゴンの繭の一部の棘の先から
木の芽みたいに伸びてるって知って衝撃受けたわ
つまりあの背中のトゲトゲの数だけ邪ドラゴンを生み出すことも可能だということ
……考えただけでぞわっとする
情報たどってたらゴジラとキティさんがコラボしてて笑った。
もうキティさんが直接戦ってもいい頃合いじゃないかな? あー、確かに真ドラゴンの根本のマシーンランドな部分は、
邪真ドラゴンの後も無事だったからね
あとそのムック本、関さんが描いたゲッター1とか載ってたりしないかな? 〜〜ドラゴンで進化してるの見ると
共存ベースの旧ゲ→戦闘特化のGを作った時から色々受信してたのかな ゲッタードラゴンの、いかにも戦闘用って感じの力強い外見すき
劇場版マジンガーZ、グレートも出るのか
観なきゃ… 初代OPの、トマホークを振り回すゲッター1すき
あの惚けたような顔で残虐行為かましてくるところとか 初代OPって纏まりあっていいね
合体ロボであることチームであること各形態の特徴とかわかってバランスがいい
Gのライガー… 隼人の「俺はボインちゃんが大好きなんでね」の台詞が好き
テレビ版の第一話でぶっぱしたせいでクールでニヒルな役なのに
すっかりネタキャラ扱いが板についちゃって腹痛い
あれで照れ隠しってのがまたいいわ
みんなは好きな台詞って何かある? 竜馬「お前だけは殺したくない!」(鉄甲鬼に対して)
隼人「負けに行く馬鹿はいねぇだろう」(これからサッカーボールでボコボコにする人に対して)
武蔵「俺だって空くらい飛べるんだ!」(他の乗組員が一時的に盲目になった時の台詞だった気がする)
早乙女博士「リョウ君、ハヤト君。ワシと共に、ゲッター線研究を邪魔する恐竜帝国を粉砕しようではないか!」
息子が殺された怒りもあるのは分かるけど、物騒な発言である ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています