【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! 第32章【クロスSS】 [無断転載禁止]©2ch.net
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【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! 第31章【クロスSS】
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●避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12795/1293605807/ ははは そうか 宇宙と俺の関係はこんなに簡単なことだったんだ。 そうか、そうだったのか…
マジンガーZEROがスパロボに参戦したのも、けものフレンズが大人気になったことも… せっかくスレがここまできたのだ
新スレは落ちてはならぬ
真ゲッターロボのゴール様の、爬虫類を気遣うセリフを言う場面ほんとすき ボスがミライさんの姿を投影した時の色が緑色だったのはつまり… 正直けものフレンズの何が面白いのか分からんからついていけんわ アニメ映画のゴジラの動画見たけど、最強のゴジラになるとか
エンペラーみたいな惑星サイズにでもなるんだろうか DRAGONの歌詞に「胸に募る、使命感は何だ」とあるけど、
作中の連中を見る限り使命感とは少し違うような気がする
まぁ、終盤だと合ってるかもしれないけど >>12
竜馬→借金とりがきたら叩き潰す使命
隼人→ゲッター線を追い求める使命
弁慶→仲間と和尚の仇をとる使命
何を言っているんだ、作中でもちゃんと明確化してたじゃないか 竜馬の俗っぽさに草
作中でも名札が散らばってたけど、門弟はそれなりにいたみたいね
人間的な魅力のせいなんだろうか アニメゴジラの世界年表見たけど、何時にも増して滅茶苦茶な強さになってるな
出現の度に数百万人から数億人を死傷させてるとか
ユーラシアプレートの下敷きにされても一時的な封じ込め程度で普通に生きてるとか
年表と言えばこの前、虚無戦記の年表をよく読んだけど、
あんなのよく考えたと関心させられるわ
エンペラーとの邂逅後の人類の年表とかも見てみたかったな… 前にサクラ大戦の話出てたがもしクロスオーバーするなら竜馬は間違いなく設定が同じのカンナと絡むんだろうな
隼人はマリアかすみれ、武蔵は紅蘭、弁慶はアイリスか、意外に考えやすいな
さくらは・・・大神がいるからいいか 主人公なのにw
いや、主人公だからこそそれでいいのかもな それにしてもドワォなんて擬音、どうやって思い付いたんだろうか >>16
弁慶がアイリスとか完全にロリコンじゃないですかやだー 流石にそこまではしないと思うゾ
ロリというか少女キャラは石川賢作品にはあまりいない…と思ったらマリアがいたな
魔獣戦線のアニメを観たのを機に読み返したけど、
内臓の描画が生々しすぎて今更ながらに軽くトラウマになった ロリコンなキャラといえば、ゴールド・ランの部下二人がいたな
虎が自称兄と戦ってる時に気絶したラン姉貴をレ×プしようとしてた奴ら
虎が真剣に戦ってるってのにナニやってんだとw そういえばシンフォギアGのGはゲッターだという話を聞いたことがある 暴走状態の響はドワォな感じだったな
一期の時に、奏が「だったらあたしに武器をよこせ!あいつらをブッ殺してやる!!」
って言った時は中の人の熱演もあって、思わず石川賢作品を連想してしまったな
武器をよこせってあたりがそれらしいというか エースコンバット6をやってるんだがこんなネタ思い付いた
・真ドラゴン攻略戦〜紅き戦鬼は舞い戻る〜
〜グリーティング〜
『我々はついにこの日を迎えた。これより真ドラゴンの破壊を決行、全軍でポイント1500に入る。
インベーダーは中央の火山地帯に籠城、背水の陣で抵抗を行ってくるはずだ。
最後の戦いだ。必ず勝利し帰還しろ』
隼人「全機、作戦行動開始。これより真ドラゴンを攻略する!」
竜馬「隼人、待ったを掛けるなら今だぞ」
隼人「ミチルさんの頼みでも今のお前達を止めやしない、 全軍突撃、敵を一匹残らず叩き潰せ!」 本編の通りならその後、ミチルさんの幻惑ががが…
OVAの隼人が時々見せる、漫画版由来のキチ顔すき >>27
グレースメリア解放戦か
あれ作中屈指の燃えミッションだよな
BGMも神曲だし スパロボDだと火山島の決戦にゲッターGも何体か来てたな
あれは燃えた(真ドラゴンがあまり強くないというのは置いといて) へーゲッターに関係あるのかシンフォギア
マジェプリ追ってる途中なんだがシンフォギアを見てみようか迷うな
>>27
隼人の声で脳内再生されたわ かっこいいなぁ
何かのトラブルで合体できなくて戦闘機状態で戦うゲッターチームを見てみたい
と思ってたんだがエースコンバットだったら主人公がそもそも戦闘機乗りだから何も問題は無いな マジェスティックプリンスは敵がゲッター線的に面白そうだったな
でも、メカが有機的でワープホール使ったりテクノロシーが昆虫人類よりではあるな
劇場版も面白かったし続編気になるな シンフォギアは味方サイドの大人達が新世代のスパロボ御三家の声だったりするね OVA竜馬、キラ・ヤマト、真マジンガー兜甲児だったな 竜馬の声が聴けるならぜひ見ないとな(ゲッター汚染完了)
>>32
マジェプリはここで勧められたから見てみたんだ
ゲッター起動もロボデザインも満足してる
一気に見るのもったいないからちょこちょこ見てるわ
続編あったらいいねー自分も見たい 竜馬の声といえば、「リンカーン 秘密の書」が気になる
主人公のリンカーン(cv石川英郎)が斧を武器にヴァンパイアハンターをやってる作品とのこと
とりあえず、ドワォな作品みたいだ もう施工されてしまったけど、遊戯王の新ルールに絶望してKONMAIに報復を企てる隼人を妄想した
手持ちのデッキの大半が死んだ、とかで >>34
GX最終回を見て真版甲児の中の人がツイッターで「この技使ったことある」って言っていたな GXは未見だけど、マジンガーって武装が多いから、言葉だけだとどれのことか分からないのが面白いな https://youtu.be/P6vCZdcp6hE
ゲーム内の没データなんだけどこれ聴くと新ゲッターの地獄変での赤ちゃんを思い出すな・・・産まれたけど最終的に弱肉強食に勝てなかったみたいな感じで
ちなみに閲覧注意な ゲッター線がどれくらいの規模なのか妄想する今日この頃
人間の理解に収められる範囲じゃないとしても、知りたいじゃない? 真説魔獣戦線のラスト見る限り宇宙を壊す機械を作ると言ってた神の一人ではないかと思うな
いろんなメディアでもゲッター線がゲッターロボを作らせている感じがするし。 天の川銀河(地球があるとこ)はアンソロで武器に使ったから完全に手中だし
地球から遥か彼方に進軍できるし 真面目にどこまでも行けそうだ
宇宙全体どころか他の宇宙にも影響与えられそうな描写もあるし
>>37
隼人さん本社に手製の爆弾でも送りつけるんですか?(思わず敬語)
ああいうのっておおよそ札束で殴り合うようなもんだから
無駄に金持ってそうな隼人はあんまり影響受けない気がする。むしろ裏で黙々とカード売り買いして利益出してそうだ
仲間と悪乗りして社長SA☆TU☆GA☆I計画を立ててたら知らん
漫画版だと大臣殺ろうとしてるからシャレになんないな ACE3だと、別の宇宙に行ったときにちょっと怖い話が出てたな
ゲッター線は世界を繋ぐ出入り口から流れてきてる
それにそもそも、この宇宙にもゲッター線はある、とか
コズミックホラーかな? >>43
グールズかな?
去年やってた遊戯王の映画だと、海馬社長が科学力でオカルトに対抗したり地面からドローしたりとやりたい放題してたな
そういえば社長も初期と後々でキャラクターが全然違うな
あの人は言動はアレだけど一応世界平和について考えてたり凄まじく頭がいいのもあるから
隼人と似てるとこがあるかもしれない 遊戯王ではいつものことなんだろうけど一応突っ込ませてくれ
地面からドローってどういう状況だよ!
言われてみれば社長と隼人って微妙にキャラ被ってるもんな
テロリスト隼人の資金源はカードだった説が微レ存
グールズ知らなくて調べたら極悪非道かつ合理的過ぎて笑うしかない
いつだったかカード大会のあと行方不明になった人の事件思い出したわ
何とか生きて見つかったんだけどスマホやら金目の物すべてと
カードを取られて連絡とれなかったんだとさ
>>44
ゲッペラー「お前ら人間になにしてくれとんじゃい ちょっとツラ貸せや」
ニャルさま「ひぃぃゲッタービームだけは勘弁してください」
タコ神「ガクブル(寝て誤魔化そう)」
アザトゥース「あ…あ…(白痴の神だから何もわからない)」
コズミックホラーってこんな感じですかわかりません
冗談は置いといて
前にここでゲッターTRPGがあったらって話したら結構反応良かったし
連中とも仲良く共存できそうだ(消し炭にしないとは言ってない)
手元にルールブックあるしリプレイ風小説ってのもありだな
言い出しっぺとしてちょっと頑張ってみるか
狂気山脈はもうあるっぽいんでちょっくら悪霊の自宅に殴りこみかけてくるわ あの世界でも蛇人間が人類に滅ぼされて復活を目論んでるんだよなぁ… >>46
社長の嫁というか青眼軍団さえ無力化されて敗北寸前の時にドローしたカードを召喚するって罠で出した
それなら分かるんだけど、その際のデュエルが石川作品で言えば空間支配対決みたいな感じになってたのと、
デュエルしてた場所が神のカードが封印されてた場所だったので
「地下のオベリスク(闇遊戯と相棒の決闘の記憶)の残留思念を社長が読み取った」
ってことで召喚した
何を言ってるんだか分からないけど、超展開まみれの遊戯王とはいえこれは流石に凄い あとついでになんだけど、行方不明になった人は福岡から二週間かけて故郷の仙台に歩いて帰ったとのこと
これもまた色々と凄い話だ
海馬社長について色々調べてみたらあの人、16歳だってのに身長186センチもあるのか
新ゲのEDから見ると、隼人と大体同じ背丈とか体格良過ぎる
リアルファイトも強いし、ジェット機(青眼モチーフ)くらいなら軽く乗り回すどころか飛行中の機体の上に立って嫁を召喚したりするので、
ゲッターロボへの適性もあるんじゃないだろうか 三回ほど地面からドローされた経緯読み返したんだけど
なるほどわからんとしか言いようがない内容だったでござる
この俺が一行目しか理解できなかっただとぉ(死亡フラグ風)
>>49
福岡から仙台って……デュエリスト達はリアルでも冒険してるのか(驚愕)
社長は研究所からのスカウト(意味深)が何度も向かってて毎回返り討ちにされてんのかと思うほどの逸材だなぁ
ゲッターと同じく馬鹿か天才しかデュエリストになれないんだろうか(褒めてる)
さて長文になるが相当充電したんでそろそろ投稿再始動する。
自分の性格だと書きながらアドバイス貰うとどうにも迷ってしまうんで
苦渋の策として色々諦めて最後まで書いてきたわ
足りない部分とかもっとこうしたらとかいろいろあると思うし、遠慮なく言ってもらっていいけど
そういうわけなんで反映はあんまされないと思う
アドバイスは次回作に生かすということでここはひとつ
今後の予定としては忘れてる人や初見用にこれまでのあらすじを投下してから
そのあと一週間ごとに続きを出す感じで行くわ
つーわけであらすじ投下して今日は寝ます ここまでのあらすじ
ゲッターは悪なのか?
生きることは罪なのか?
これはチェンゲ世界での物語
前半のあらすじ
隼人は過去を悔いていた。
しかし彼は贖罪のため更なる過ちを犯す
すべては彼女を蘇らせるために
彼は竜馬の遺伝子とミチルの遺伝子を組み合わせて出来た女性の体に
生きていた時のミチルの記憶を埋め込もうとしたのだ。
隼人自身のクローンを教育係として送り込むほどに念の入った計画
その計画のためだけに生み出された無垢なる少女
彼女の名はリョウといった。
そんなことも知らず地下深くのカプセル内で育った彼女は
時が来て、竜馬によって地上へと連れ出される。
あわや殺されそうになるも、
真相を知った竜馬の手により隼人の凶刃を逃れることができた。
その後、彼女のいた場所は新たに補給基地に改造された。
彼女はそこのパイロットとして、教育係だった隼人のクローンは
所長として忙しい日々を送ることになっのだった。 後半のあらすじ
「神」はいらない
そう願ったのは俺だった
これは俺への罰なのか?
騒動の真実は秘匿された
新たな仲間が加わったタワーでは
当面の問題はすべて片付いたように見えた
しかし基地には、あらたな問題が生まれてしまった。
もう一体の隼人のクローン「ジーン」だ
元々使い道もなく眠っていたクローンだったが、戦闘能力は高いにも拘わらず
協調性のかけらもない性格が災いし、次々とトラブルを起こしたのだ。
隼人と違ってクーデターを企てるほどの人望が無いのは救いだが、
それでも組織からすれば扱いに困る人間だ。
人好きのするリョウと組ませても相性が悪く、妹のつもりで接していたハヤトも、もはやお手上げだった。
そんな折、ケイを迎えに行って来いとタワーに呼びだされたリョウとジーン
彼女たちにはどんな運命が待ち受けているのだろうか? 投稿ここまで
改行多すぎって怒られたんで分けたけど内容的に1レスで行けた気がする。
ゲッターなんで内容は重めだけど、小腹がすいた時にひょいとつまめる様な
スナック感覚のものが出来たらいいなと思いまする。
こんどこそおやすみー 乙
英雄が戻ったか
クーデターを企てる人望、って表現に思わず吹いた
確かに、何かしらの魅力が無いと人は動かないからね
社長の地面からドロー云々は言葉では説明不可能なので、
実際に観てみるといいと思うゾ(丁度レンタルが始まってるので)
社長がゲッターロボに乗ったら、ある段階で新竜馬みたいにゲッター線に叛逆しそう(ゲッターロボもダイノというか青眼にトランスフォームしてそう)
社長「貴様が進化を司る、殺戮の神だというのか!!そのようなふざけた戯言など、俺はとうに聴き飽きているわ!
ならばその進化とやらを、俺とブルーアイズの糧としてくれる!!人類は、貴様などの手に負える代物ではない!
それに貴様の役目など俺という、地上で最強の決闘者を生み出した時点で既に終わっているのだ!!」
出でよ!!
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン!!!
ド ワ ォ
長文失礼 小説にせよ漫画にせよ映画にせよ、スケールが大きくなってくると大体似たような世界観になってくるのがちょっと面白い
宇宙の外側には時天空みたいな無限大の存在があったりね ダークソウル3の最終DLCをやってたがラスボスが例えるならゲッターウイングとマシンガン装備した早乙女博士みたいだったw >>54
社長のセリフの流れに違和感がないことに違和感を感じる。そうかこれがゲッターの(ry
社長もそのうちゲッター線に選ばれるといいね
学生運動の始まりってのは東大生が医学生のインターンについて不満を持って
大学に抗議したことが始まりで、それが各地に広がるうちに過激化したそうな。
だから学歴=人望≒クーデターになるのはある意味しかたない。
※世の中には例外もある。もちろん竜馬は例外です。人望はあってもクーデターはしない
ざっと見た感じ楽しみにしてもらえてるみたいでよかったわ
リョウが巻き込まれ型だったから、ジーンは対になる切り開き型の主人公にしてみたよ。
色々アレな性格がだんだんマシになっていく話なんで、喜んでもらえるように手直し見直し頑張る。
正直超展開すぎて読み手のSAN値が一番の不安だったりするが……ええい死なば諸共よ
(武蔵のごとく自爆覚悟で突っ込む)
ゲッターチームは生身でも強いから色々妄想は捗るんだが、いざ書くとなると別なんだよなぁ
前どこかのサイトでみた進撃の巨人とのクロスが面白かったからそのうち挑戦したいんだが、
単行本をさっぱり読んでないから尻込みしてる。
某クロスでは竜馬がお約束のように壁の一番上から落ちてあのセリフを言ってたのは笑ったわ。 超展開(色々な意味で)に関しては石川賢作品を読んだおかげで鍛えられたから大丈夫だぞ
壁の上からってことは、ネオゲで子供たちを助けた時の台詞かな
「痛ぇ…ちょっと、高すぎたか…」
ってやつ
その直後の、引率の先生に子供たちを引き渡した時の様子が爽やかだったのがネオゲ竜馬らしくてよかったな >>63
進撃の巨人の世界には外敵の侵入を防ぐための巨大な壁があってな
その壁の上から落ちたんだ。50メートル落ちて無傷ってマジでおかしいわ(ほめ言葉)
>>64
某クロスの事ならキャラ名いくつか組み合わせで検索すれば出てくると思う
隼人がアルミンと絡んでてなるほどと思ったわ。未完なのがちょっと残念だ。
書いてほしいって意味ならちょっと待って欲しいかな
まずは単行本読み切って色々頭に入れなきゃならんし
せっかく人権のない世界に隼人突っ込むからにはそれなりの事したいしね(ゲス顔) これからは弱い人間は生きる資格がねぇんだ!!
この台詞、ある意味正しいとは言え凄まじい発言だ 進撃の巨人は新しい展開で世界観がすごく広くなったからな
二次創作的には嬉しいがキツイことかもな ズォォ
ドワッ
ギャン
ぎゃん!って悲鳴も秀逸だよな >>66
そんなこと言ってる隼人が竜馬が居なくなった時に割り切れてないってのがまたね
ボロボロで記憶喪失の竜馬に妙に優しいの見て
実はこっそり百鬼帝国の人間にすり替わってるのか?とか思ってサーセン
投下するぜよー待避ぜよー 司令室に着くと、黒いスーツに身を包んだ隼人が、自ら一行を出迎えてくれた。
彼はいつもの黒のスーツの下に、サーモンピンクのシャツを着てネクタイを締めている。
シャツは彼の厳格な印象とは間逆の色合いだ。だがその色合いは、妙にこの男によく似合う。
機械のように厳格な鉄面皮の下に、どこか血の通った人間の内面を隠し持っている
そんな男だからこそ無意識に柄にもないようなピンク色のシャツを選ぶのかもしれない。
迎えてくれた隼人に、竜馬はどこか腑に落ちない顔をしたが、何も言わず中に入っていった。
隼人は、全員を室内に入れて整列させると、いつものように机に着く。そして肘を卓上に乗せて腕を組んだ。
立派な机の上にひじを付き、顔の前で手を組んだ様は一分の隙も感じられず、威厳がある。
鋭い眼光と、顔にある傷がその迫力をさらに増していた。見た目でも能力でも申し分のない最高の上官。
この世界で隼人以上に最高司令官という役割を演じられる人物は、きっといないであろう。
「全員間違いなく居るな?」
「おう 言われたとおり連れてきたぜ」
隼人の言葉を受けて、竜馬が言う。すると、奥のモニターからハヤトの声がした。
年若いその声の主はもう一人のハヤトだ。
隼人とは対照的に白衣に身を包んでいる彼を見ると
画面の向こうの彼の隣には、なんとヤマザキが立っていた。
「? なんでヤマザキがあっちにいんだよ」
竜馬の声を合図に、一同からどよめきが上がる。考えてみれば、司令室で一番に出迎えてくれるのは
いつもは秘書官のヤマザキのはずだ。
タワーの指揮官である隼人の隣。彼女の指定席だったそこに今彼女は居ない。
疑問をみなが一斉に口にしようとする中、隼人が嫌そうに口を開いた。
「彼女のことはおいおい説明する。まず結論を言おう」
「ケイは所属をネーサー基地に移動。その代わりとしてジーンはタワーの所属になってもらう」 隼人が厳かな声で命令を告げる。その発言に一同は沈黙し、しばらくしてリョウが口を開く。
「ってことは」
「貴様とのコンビは解消か」
「そんな・・・・・・」
(よっしゃー! これでアイツと組まなくてすむぜ。ざまーみろ!)
ひそかにガッツポーズをするリョウに、特に何の感慨もないジーン、そしてケイは一人ショックを受けている。
彼女はゴウと離れ離れになってしまうからだ。三者三様の反応を見せる中、隼人の説明は続く。
「順を追って説明する。ドームをネーサー基地として使用できることになった折、
やらなければならない仕事が大幅に増えてな。特に基地内で内務をする人間が不足したんだ。
インベーダーとの戦いで負傷したハヤトに、療養がてら内勤を頼んだんだが、
どうも一人では手が回らんらしい。下手な人間を送っても足手まといになるから、
やむなくヤマザキをネーサー基地に貸すことにした」
「俺の副官のヤマザキが居なくなるということは、俺の代理が出来る人材が居なくなるということだ。
そうなると必然的に俺がタワーを離れることは出来なくなる。つまりゲッターに乗り込んで戦えなくなるわけだ。
そこでサブパイロットだったゴウに、タワーにある真ゲッターのメインパイロットをやってもらう予定だったんだが」
彼はそこで言葉を切る。そして恨めしげにジーンを見つめた。 「……資質とパイロットの相性を総合的に考えた結果、お前がタワーを守るのに適任だと判断した」
「ずいぶん曖昧だな。具体的な説明を求める」
「最高司令官の言うことに従えんのか? 貴様は自分の立場が分かっていないようだな」
「その点はネーサー基地の所長の俺から説明しよう。アンタよりは当事者の俺の方が適任だ
さてジーン。輸送機を襲ったインベーダーを追い払った時のことを覚えているか?」
「ああ。今朝のことを忘れるはずないだろう」
「結構だ。ならこの質問に答えてもらおう。
お前は輸送機に取り付いているインベーダーを退治する任務を受けていた。
当の輸送機が現れたあのとき。お前は最初に何を攻撃した?」
「私は輸送機の操縦席付近を狙った。敵が一番多く群がっていたからな。それがどうかしたのか?」
「やはり貴様には分かっていないようだな。あそこにはまだ生きてる人間がいただろう。お前には視認できたはずだ」
その発言に一同に冷たい空気が流れる。しかし未だ事態を一切理解していないジーンに、司令官の方の隼人は頭を抱える。
説明に「まだ」なんて言葉を使う時点で隼人たちも同じ穴のムジナなのだが、そ知らぬ顔で続けた。
「話題を変える。ジーン。お前はゲッターロボが怨まれていることは知っているか?」
「さっき聞いたな」
「貴様らまで恨みを買ってどうする。計画が台無しだ」
「は?」 「容姿端麗な女性二人が乗るということで、お前らでゲッターへの敵意を薄める計画だったんだ。
もちろん支援機としての機能もあるが、運用がてら平時には慰問をするスタイルでな。
だからお前たちにはなるべく恨みを買って欲しくはなかったんだがな」
「すまない。もう一度言ってくれないか? 何かの聞き間違いだと思うが、慰問と聞こえたのでな」
「慰問だ。何も間違っていない。要は貴様らにアイドルの真似事をさせる予定だった。
GENE型の無茶なデザインは慰問のためにOKを出したようなものだからな」
なのによりによって初出撃の日に・・・・・・と、司令官がぶつぶつと不平を言う横で、
ジーンは頭痛に頭を抱え、リョウはアイドルという言葉に冷や汗をかいている。
自分達の性格に絶望的に合わない仕事である。だけならまだいい、
ハヤトの性格的に独占的に可愛がっているリョウをアイドルに
などという提案にすんなりとOKを出すとはどうしても思えない。
なのに当のハヤトは発言に驚いていない。それは間違いなく事前に知っていたということだ。
涼しい顔をしているネーサー基地の所長。司令官よりは幾分若く見えるハヤトを、
リョウは画面越しに横目でうかがい見る。
涼し気な笑顔の彼に、絶対に裏があることを確信したリョウは、さりげなく探りを入れてみた。
「今すっげー不穏な言葉が聞こえた気がすんだけどよ。な?ハヤト」
「お前でも自分の身が心配か? 安心しろリョウ。
お前に近づく不届き者は、こいつで残らず始末してやる」
画面の向こうのハヤトは、部屋の壁にかけてある旧式のアサルトライフルを指差した。
前の騒ぎの時にタワー内でたまたま落ちていた物だったが、隼人の手になじんだようで
壁にかけては当時の活躍を思い出しているようだ。
その時のことを考えていたのか、はたまた気のせいか彼の笑顔は心底楽しそうだ。
付き合いの長いリョウは知っている。隼人の表情は行為の残虐さに比例して輝くことを。
こいつのことだから、まさしく有言実行、きっと不届き者をどこかの仕事人のごとく的確に始末出来るだろう。
(それが不穏だっつってんだろ!) いつものリョウならば、そう食ってかかるところだったが、彼女は不満そうな顔をしただけだった。
リョウは不安を感じていた。自分に相談もなしに隼人と大きな取引をし、その代わりに美人秘書をはべらせている
今までのハヤトなら自分に黙ってそんなことはしない。間違いなく何か裏がある。
そんな不確かな疑念を胸に秘めていたが、必死に飲み下した。
モヤモヤする気持ちは直接言うべきで、不安定な通信で成り立っているスクリーン越しにぶつけることは出来ない。
一人やきもきしているリョウと、各々好き勝手言っている一同を尻目に、
隼人は隼人で非人道的な提案をジーンに突きつけている。
「さいわいなことに生存者は居ない。今ならもみ消すのは簡単だが、貴様が今後同じ失態をしないと保障できるなら
俺が動いてやってもいい」
「何を言っている。私は最適な行動を取ったまでだ。それで左遷されるなんて納得がいかん!」
幸いという言葉が明らかに間違っているが、それに突っ込める勇気と常識のある人間はここには居ない。
その後、難解な言葉が二人の間で飛び交ったが、明らかに人道的に間違った議論であることは誰の目にも明らかだ。
しばらくやりあっていたが、ジーンの方も隼人の方もまったく引く気配を見せず、
放っておけば話が平行線をたどるのは火を見るより明らかだった。
今にも司令官に凶器の爪を立てそうなほど興奮しているジーンに、武蔵はいつもの調子で話しかけた。
二人がもめているのを見かねた武蔵が、横からひょいと割り込んできたのだ。
「まぁまぁ二人とも落ち着けって。隼人に任せてたら話もまとまらねぇから、この武蔵様がいっちょ助け舟出してやる」
「なあジーン。これはそもそも左遷じゃねぇぜ
旧ゲッターならともかく、真ゲッターに乗れる人間ってのはなかなかいねぇんだ。
身体能力、精神力、それから判断力。その三つを持ってる人間の中で、俺たち三人の意見が一致したのがお前だ。
俺たち三人で決めたってことはな。あの頑固者の竜馬と、このひねくれもんの隼人が首を縦に振ったってことだぜ。
今時ゲッターに乗れる奴だってなかなかいねぇのに真ゲッターだぞ?
こんなことなかなかあるもんじゃねぇ。なのにこの機会を逃しちまうのか?」
「うっせぇな。悪かったな。頑固もんでよ」
じゃれつくようにからんでくる竜馬を軽くあしらい、武蔵はハハハと笑う。 それでも押し黙るジーンをちらと見て、竜馬は何かに気づいたように、隼人に意味ありげな視線を送る。
たったそれだけの行動で、竜馬の意図を察した隼人が言った。
「タワーに来てもらう以上、待遇面での不自由はさせん。個室が欲しいというのなら手配しよう」
「……分かった。そこまで言うのであれば、こちらに移ろう」
行動は無茶苦茶でも、女性的な慎みというものが少しはあるらしい
そんなジーンに、隼人は意外だなと興味深いものを見るような視線を向けた。
確認の意味で再度隼人から視線を向けられたジーンが首を縦に振ると、
隼人は安堵したような表情を見せた。
「分かってくれたか、よし、なら今後、お前はタワーの所属だ。
ついてはケイ、ゴウの両名はネーサー基地の所属になる」
「ん? なんか増えてねぇか?」
リョウがふと口にした疑問に、待ってましたとばかりに、画面内のハヤトが素早く答えを言った。
「お前には伝えていなかったな。ゲッターは、万が一に備えメインの他にサブパイロットが付く体制に変えた。
人員に余裕がなくて後々になっていたが、今回の移動によって正式な体制になる形だな」
つまり、タワーにある真ゲッターのパイロットとして竜馬、ジーン、武蔵の三人が真ゲッターに乗り、
司令の仕事で動けない隼人。そして現在治療が終わりタワーでのリハビリを受けている弁慶
その二人がサブパイロット枠に収まる。
そしてネーサー基地にあるゲッターロボGENE型はコクピッドは三つだが、
二人乗りに改造してあるので、リョウとケイがパイロットとして乗りこみ、
基地の仕事で動けないハヤトと、不測の事態に備えて移動したゴウがサブパイロット枠に収まるというわけだ。
「そういやゴウはどこだ? まだこっちにいるんだろ?」
「敷島のジジィもいねぇな。おい隼人。また何か企んでるんじゃねぇだろうな?」 「あー・・・・・・。ゴウは一足早くネーサー基地の治療室に向かわせた」
「ゴウが! もしかして具合でも悪いんですか?」
「いや・・・・・・敷島博士が扉にぶつかられて大怪我をしたらしくてな。その付き添いだ」
そう言った隼人は目線を遠くに泳がせる。妙に歯切れの悪い態度にケイは怪訝な顔をするが、
後ろの竜馬も同じ行動をしていることには気が付かないようだった。
読者の方はお気づきかも知れないが、ぶつかられてというのは尊敬語ではなく、文字通り
ぶち破られて飛んできた扉にぶつかられたことを指している。
(あの時か。最近見かけねぇと思ったら、あの時扉の後ろにいたのを扉ごと蹴り飛ばしちまってたのか
そんな漫画みたいなオチ思いつくわきゃねぇだろ)
竜馬の言うあの時というのは、前回の騒動のことだ。
何があったのか簡単に説明すると、タワー内でインベーダーが発生し、それをやっつけるために
敷島博士の研究室に踏み込み(物理)をかましたところ、インベーダーと共にやっつけられたというわけだ。
「まぁとにかく。必要な書類は近日中にこちらで仕上げて送る。お前たちはそれに承認のサインを頼む
俺からは以上だ。さて、みなそれぞれ持ち場に戻れ」
ケイを含む皆が納得したところで、隼人が解散の号令をかけた。
しかし、それをジーンが制止する。
「待て、私から司令に聞きたいことが一つある。先ほど武蔵先輩を見たリョウが
異常な行動をしたことについて説明して貰いたい」
回りくどい言い方をしたせいで、隼人はしばらくポカンとしていたが、
死んだはずの武蔵がいつの間にか蘇っていて、リョウがその事実を知らなかった。
という事だと察すると、彼らをつれてきた赤マフラーの男を恨めしげに見つめる。 「おい竜馬」
「・・・・・・説明はお前のほうが適任だろ?」
じとりとした視線に見つめられている彼は目をあわそうともせず、再びバツの悪そうに視線をあさっての方向に向ける。
隼人はそんな竜馬に近寄って、楽しげに嫌味をぶつけた。
「お前から説明するように頼んだはずだがな?」
「忘れてたんだよ。わりぃか」
「ああ、貴様はかなりのワルだ。なにせ見た目も怖いしな」
「顔のことはほっとけ!てか顔ならおめーも人のこといえねぇだろ!」
「いーや、顔の怖さならお前のほうが上だね」
「バカ言うなよ。ぜってぇおめぇの方が勝ってるって」
目の前に居るのは伝説の男と、このタワーの司令官だ。だが、彼らだって人間である以上ミスもする。
それをイヤミったらしくからかわれれば、とうぜん文句も言いたくなるだろう。
特に隼人のそれは顕著だ。普段はあれだけ堅苦しい言葉を使っているのに、
旧友にだけ砕けた言葉を使うのは、隼人の絶大な信頼の裏返しなのだろう。
そんな単純なことを思い出させてくれるやり取りに、緊張でこわばっていたケイの表情がほころんだ。
「ふふふ。二人は仲良いんですね」
「何笑ってんだよ」
ケイの一言に竜馬は気恥ずかしそうにマフラーに顔をうずめた。それがおかしかったのか、
ほかの人間の表情も柔らかくなる。同じようにニヤニヤ笑っている武蔵が名乗りを上げた。
「ははは、お前らこのままじゃ日が暮れちまうぞ、しょうがねぇ今度も俺が説明してやる
本人の俺が直々にな。」 「ま、そう言ってもよ。実は俺は何が起きたか覚えちゃいねぇんだ。だから又聞きってことになる」
「本人なのにか?」
「そうだぜ、気が付いたら医務室にいて、お前は死んだんだって聞かされても、いまいち納得いかねぇだろ?」
「! 何を言っている。死人が蘇るなんてありえないだろう!」
驚きのあまり武蔵を威圧するような態度を取るジーンに、隼人が落ち着き払って言った。
「確かに死者は蘇らん。だが、バックアップを取っておくことは出来る」
「バックアップだと!……そうか奴も、私たちと同じクローンというわけか」
「ご名答。よくまわる頭を持っているだけはあるな」
隼人は武蔵に歩み寄り、肩を組む。そしてその視線を、さきほどまでじゃれあっていた旧友に向けた。
「もっとも竜馬が脳を回収してきてくれなければ、ここまで短期間での精巧な人格形成はできなかっただろう」
「俺はそんなつもりでやったんじゃねぇ。俺はただ・・・・・・あいつを弔ってやろうとしただけだ」
隼人から視線を向けられた竜馬は途端に不機嫌になる。
さらにその表情は苦悩するような苦いものになる。
そこに空気を読まないジーンが割り込んだ。
「そうだとしても、肉体にスペアがあることの説明がつかんぞ」
「――そうだな。やはり俺が最初から説明するしかないか」
隼人はため息をつくと、一度しか言わないと前置きし、一息に説明した。
「武蔵が死んだのは今回が初めてじゃない。最初に死んだのは、恐竜帝国が攻めてきた時だ。
彼は作戦中の事故で勇敢な最後を遂げたが、奇跡的に体の一部を回収できた。
その体の一部を敷島博士に預けたことで、今の武蔵があるわけだ」
「かなり沢山作ってあったんだが、あの重陽子爆弾で残りは吹っ飛んでしまってな、
たまたまタワー内に確保していた貴重な二体のうちの一体を使った」 「へー。じゃあまだ一体どっかに武蔵が隠してあんのか?」
リョウが話題に楽しげに食いついた。まるで宝探しや秘密基地の話でもするように楽しげな彼女とは反対に
竜馬はその事実から目を背けようと体を反転させる。
「いいや、それはもう使った。そもそも重陽子爆弾が爆発したとき、別行動していた武蔵が吹っ飛んだからな」
「武蔵何人いるんだよ。俺もうわからねぇよ」
「合わせて四人。クローンは三人だ。つまりこういうことだ
オリジナルは戦いで消失し、そのクローンが作られた後、重陽子爆弾で死亡、同時にクローン体の残りは二体になった。
重陽子爆弾で死んだクローンの身代わりとしてタワーにあった一体目を使用し、そいつは最近まで生存していた。
それが貴様が最初に会った武蔵だ。それが最近の戦いで消失したために二体目を使用した。それが現在の武蔵。
結果、武蔵のクローンのストックは残っていない。
理解できたか?」
「なるほど、つまり、リョウの出会った武蔵は」
「ああ、お前らの会った武蔵はクローンだ。最初から、な」
「・・・・・・道理で」
リョウは最初に武蔵に会ったとき、妙に親近感を感じたのを唐突に思い出した。
そこで言葉に詰まったリョウに、当の武蔵が帽子の影からウインクする。
「なーに気にすんなって、俺は気にしてねぇからよ。
実際クローンになってからのほうが役に立ってる気がするしな」
明るく振る舞う武蔵に、言葉少なに押し黙っていた竜馬が話しかける。
能天気な武蔵とは対照的に、痛みに耐えて沈んでいるような暗い顔で彼は言った。
「……もう替えは効かねぇってことを忘れんじゃねぇぞ武蔵。今死んだら後がないぜ」
「おうよ心配すんなって、大丈夫だ。死ぬのは慣れてっからよ」
冗談とも本気とも付かない発言に、隼人は無情にも首を縦に振った後、言った。 「クローンの研究を始めたきっかけはゲッターのパイロットの人手不足だ。
武蔵が死んでしまったことでパイロットに穴が開き、次世代機ゲッタードラゴンの開発が凍結しかけた。
代わりを探している時間を惜しんだある研究者が、クローン計画を博士に提案したんだ。
しかし、それに反対したミチルさんが自らゲッターに乗り込み、事故死するきっかけを作ってしまった」
そこまで言った隼人は自身の椅子をクルリと回し、全員に背を向けた。
「……もう分かったろう。さっさと行け、俺は忙しいんだ」
一行は追い返されるように部屋から外に出てきた。
リョウは部屋から出たとたんに、思い出したようにハヤトへの怒りをあらわにする。
「ケイ、私たちは急いで基地に戻るぞ。私に相談もなくあんなことしやがって!
馬鹿ハヤトを締め上げてやる!」
完全に怒り狂っているリョウは、ぽかんとしているケイを引きずるように、急ぎ足で格納庫に戻っていく。
それを見送った武蔵がぼそりと言った。
「おい竜馬。あのリョウがおめぇみてぇな顔してたぜ。ありゃあ、ハヤトも終わったな」
「ああ、惜しい奴を無くしちまったな。武蔵、骨は拾ってやろうぜ」
「二人とも馬鹿なことを言ってないで案内を頼む。私がこちらに来るのは初めてなんだ
移動があると聞いていなかったから、どこに何があるのか皆目わからん」
「そうなのか。じゃあ案内するぜ!遅れず付いて来いよ新入り」
馬鹿なことを言っている先輩二人に、ジーンは珍しく困惑した様子で話しかける。
性格は荒々しいとはいえ、見た目だけは美しい部類に入る後輩の初々しい様子に
武蔵はさも嬉しそうに新入り呼ばわりした。
タワーに残されたジーンは竜馬と武蔵に連れられ、ロッカールームにやって来た。
ここはゲッターチーム専用に確保されているもので、
部屋自体は小さいながらも、一人ひとりに割けるスペースとしては十分すぎるほど広い。 さらに部屋の隅の角の部分には、急きょ作られたのだろう。釣り下げられたカーテンで
仕切られた簡易更衣室も用意されている。
淡いピンクという配色からすると、おそらくは女性が利用することを想定してのものだろう。
ジーンが案内された先のロッカーを開けると、そこには白を基調とした新しいパイロットスーツが用意されている。
それを見届けた竜馬は、何かを察知して、そそくさと扉に戻り、入り口の扉の外から言った。
「着替え終わったら真ゲッターで哨戒任務に出るぞ」
「了解だ。竜馬」
「俺たちがフォローしてやるから、しっかり付いて来いよ」
「武蔵先輩、今後ともよろしくおねがいします」
ジーンは横にいる武蔵にそう言うと、なんとその場で躊躇無く服を脱ぎだした。
突然の行動に取り残された武蔵は焦る。
慌てて竜馬が閉めようとしている扉に突進し、間一髪で巨体を滑り込ませた。
結果、長年の友人に渾身の当身を食らわせることになったが、
「うぉぉッ痛ぇ、てめぇ何すんだよ!」
「いやぁわりいわりぃ許して」
「許すか!でかい図体で思いっきり突っ込んできやがって! 俺を轢き殺す気かよ!」
「あはは。すまんすまん」
「すまん。じゃねーーーー!」
それがまたじゃれあいの種になるのは別の話だ。 投下終わりー
前は読みにくいって言われてたから改行多めにしてみた
改行とか内容とか意見あれば気軽にどうぞ
また一週間後にくるよー アーマードコア4やエースコンバット4の主人公って最初からとんでもないポテンシャルの持ち主で始めは周りから軽んじられていたけどその化け物じみた能力を発揮して頭角を表し最終的には英雄扱いされるタイプなんだけど
竜馬とかが他作品の世界にいくと大抵こうなるよね 身体能力もヤバいけど、何より精神力の凄まじさがなぁ
数年前から異世界転生が流行ってるけど、現実世界の知識を
異世界に持ってく事で出世していくパターンが多いみたいだな
まだキチってた頃、過激派学生運動家の時の隼人が異世界に飛ばされたら色々な意味で面白いかもしれない >>86
前に出てたサクラ大戦の大神とかボトムズのキリコにも当てはまるけどキリコの場合は英雄というより触れえざる者とかいう歩く厄災だからなあ キリコは本人は何もしたくなくても周りが放っておかないのがね… ふと思ったんだけどキリコと竜馬を同じ戦いに出して
二人以外全滅したらどっちが先に死ぬんだろうか?
これってトリビアに(パイルバンカーで串刺し後ゲッタービームでミディアムレアに
>>85
乙ありがとう
ドラゴンは……出るかなどうかな? 今は何も言えない
>>86>>87
それが異世界物の醍醐味よなぁ
原作人気では多分勝ってるはずのマジンガーのクロスよりゲッターのクロスが流行ってるのも兜甲児より
竜馬や隼人の方が相手を圧倒できるからってのもありそう(敵をとは言ってない)
それだけだとつまらないから竜馬が戦いを見てるだけってタイプも原案だけ作ってみたんだが
流行が過ぎ去ってもクロス先のキャラがつかめなくてオクラ入りになったわ >>88
大神さんってメアリースー真っ青のスペック持ちなんだよね
・海軍士官学校を首席で卒業し、学力、武術ともども高水準。射撃は関しては帝国華撃団随一のマリアと同等レベル
・霊力のある女性しか動かせないメカ、光武を動かせる唯一の男でさら自分と仲間の霊力を増幅できるチート能力持ち
・華撃団全員から慕われるどころかフラグをこれでもかと立てまくる。(アイリスやコクリコみたいな今じゃ犯罪レベルのロリともフラグを立てる)
・3でパリに転属になるがそこでもパリの華撃団全員の好感度、フラグを立てまくり最終的には13股かけれるがお咎めなし
・5では甥が主人公になるがちゃんと血筋を引き継いで舞台のニューヨークでも華撃団とフラグを立てまくる
・こんな人物でもプレイヤーから叩かれずむしろ「大神なら仕方ない」と許されて愛されてる稀少な主人公
・コラボ先の他作品のキャラにも遠慮なく好感度を立てまくりスパロボではGガンのドモンの好感度を上げた
なんだこの人・・・って言いたいところだけど実はISの元ネタなんだよねサクラ大戦自体が 作者に与えられただけの主人公と違って自分で操作するゲームってのもあるかもね とりあえず、自分がゲッター世界に転生させられてもやっていく自信はないな
それこそ、空間支配能力使えたとしても >>91 >>92
大神さんいろんなとこで持ち上げられてるの見るけど凄い人なんだな。
手元のシナリオの作り方だとゲームの主人公で好まれるのは
プレイヤーが感情移入しやすい平凡なタイプが多いらしいけど
それだけ秀でてる描写あって叩かれないってのは素直に凄いわ
自分の知ってるので似てるのはペルソナ3、4だが
それもギャルゲー参考にしてるって言われてるシステムだし
起源遡ったら大神さんに行きつきそう 更に遡れはときめきメモリアルとかになりそう
ゲッターのギャルゲーは絶対コアな人にしか売れない! 案外ゲッターチームよりゴール様あたりのほうが落としやすそうだな>ギャルゲー ロボガのシングルマザーなゴール様すき
って、気付いたら鉄甲鬼や胡蝶鬼までガールズ化してたのか
胡蝶鬼のデザインは…やべぇよやべぇよ…(露出的な意味で) そういえばクロスオメガにゲッター號参戦とのこと
これは後々のスパロボにも参戦してくれるのかな 期間限定参戦じゃなさそうだしアラスカ戦線やついにフルパワー真ゲッターが拝めるんですね・・・嬉しい嬉しくない? ジュウレンジャー参戦にも驚いた
パワーレンジャーの映画の関係かな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています