S レイショーン・ジェンキンス(2021FA)GS17/G17 116Tkl 1Sack 12PD 3Int 3FF Snap%96.82
昨季はろくな働きをしない反面ラフな反則だけがやたら目立ち、なんでこいつに4年35Mの
契約くれてやったん?という不良資産だったけれど、今季は良い意味で目立つシーンが激増し
キャリア最高のスタッツを残した。カーボーイズ戦でのモンスターゲーム(18Tackle以上で2IntはNFL史上初)
とW18タイタンズ戦での逆転につながるストリップサックは特に印象的。
平均的な運動能力しかないためディープへのパスをカバーするのがそれほど上手くなく
ぶち抜かれるシーンも散見されたけれど、ここぞと言う時に集中力を発揮して度々ビッグプレイを出した。
シーズン開始前にはほぼ既定路線と思われたこのオフでのカット(Save6.25M、Dead4M)
は消滅したはず。
今季の活躍の秘訣について記者に質問された時に「自分はこう言うことを恐れない。コーチングだ」
と答えていた。勝手な憶測だけれど前HCを遠回しにディスったんじゃろね。

S アンドレ・シスコ(2021-3-65)GS15/G15 73Tkl 1Sack 10PD 3Int 1FF Snap%85.3
昨季ACL断裂明けのルーキーシーズンは常にActive Rosterに登録されながらウィンガードに先発を譲り、
もしかして練習態度、テクニックその他に重大な欠陥があるのでは?と現地ファンをやきもきさせたが杞憂。
昨季終盤から今季にかけて先発をつとめている。今季ブレイク期待の最も高かった選手の一人だったけれど、
良いんだけれどまだ学習中の事も多いかなという印象。最大の売りのビッグプレイ能力の片鱗は見せている
ものの、シラキュース時代のボールホークぶりを思えばもっとやれるやろと期待してしまう。
また、居て欲しいところに居ないとか走って欲しい方向に走っていないシーンが散見されたので、
最終防衛線になることが多い選手だし危険察知能力をもう一段階引き上げて欲しいところ。
んでも、順調に育ってくれそうな予感はしているだに。