強かった時代は、リーグ戦前半をベースプレーの実戦感覚を養うことと、次代の選手育成期間に充てられた。
さらに日々の練習では後半戦の準備をする時間がたっぷりあった。
現行制度になり、やる前から勝敗の見えているという試合は少なくなった。
こうして、選手層のやたら厚い日大、セカンドメンバーとの能力差を詰めることに成功した早稲田に遅れをとった。
明治、中央あたりも新制度に乗り切れなかったチームといえるだろう。

まあ、本来は春のオープン戦で実戦感覚をつかみ、夏合宿を経て伸びていくのが正しいあり方だろうけどね。
並列ブロック時代は上位にとっても下位にとっても、また観戦する人にとっても時間の無駄だったと思う部分は多々ある。