関西学生アメフトの好きなとこは、課題を明確にして取り組んでいるところ。
観客動員で言えば、比較対象を関東大学ラグビーにすれば、甲子園ボウルの3万人以上の集客を考えれば超えてはないが善戦していると思う。
また、まだ試行錯誤中だが、WJBを通じて、西日本でのアメフトを広げる協力も行っている。

ところが、Xリーグを見ていても何がしたいのかわからない。
比較対象はTOPリーグだが、向こうは世界最高峰のSRに参戦したり(ボコボコにやられることの方が多いが、同じ土俵にたつ勇気は賞賛に値する)、W杯誘致したり、おかげでダンカーターのようなスーパースターまで神鋼の一員となっている。

ところが、Xリーグは外人入れるが、NFL経験者はダメ、とか。
プロリーグ化する予定もない。
対外試合の対戦相手は、日本の大学チームをボコってうれしがっているだけ。
ノートルダム大やフロリダ大など全米20位近辺相手でも、「怪我するから嫌です〜。」「でも、日本の学生が怪我するのはノープロブレムです〜」

鳥内監督の提言に対する国吉会長のコメントを聞いて、一つ確信したことがある。
Xリーグには3年後10年後までにはこれを達成するという具体的な長期計画ビジョンはない!