>>845
>時間の浪費に繋がるラン一辺倒というのは合理的では無い。

ランは時間が消費されるが逆に言えば、その分、相手の攻撃時間を減らすことにつながる。
ラン一辺倒でもやりきれば格上相手に好試合を生むことがある。

一昨年、甲南大はパス中心の攻撃で立命、関学相手に大敗。
京都大と対戦したときはQBをオプションが得意な吉岡に変更してラン攻撃を中心にして京都大学の攻撃時間を少なくすることに成功して3点差で勝利した。

1981年、日本の国立競技場で行われたNCAAの公式戦「サンディエゴ州立大学 VS 空軍士官学校」
2TD差のリードを奪われた空軍士官学校がパスを捨てウィッシュボーン攻撃からのオプションランに絞り、4回の攻撃で10ヤード奪えばいいと開き直り、遂に逆転に成功。
サンディエゴ州立大学は後半、ほとんど攻撃時間がなかったという試合だった。

菅原がQBになってショットガン中心の法政大も付属の法政二高出身のQBにはオプションの練習をさせておいて、時々、ラン攻撃中心のゲームプランで試合をしてくることがある。