冷静に考えてみれば、日大の出場停止の理由は、
1)監督、コーチの指示による試合中の傷害事件
2)傷害事件を踏まえ、他チームの監督は部員の安全の確保を要求
3)日大への処分の実施は連盟

連盟の存在意義は、各チームの総意をまとめて実行すること。
つまり、参加チームの多数の意見をに合致しない判断はできない。

本件(傷害事件)の原因が、日大の理事長以下のガバナンスの結果であるとの報道がなされており、理事長の指揮命令が監督、コーチに及ばないよう、
新しい者の任命、また、万が一、監督、コーチの指示があっても学生が盲目的に従わない意見表明が行われている。
ここで不思議なのは、理事長の傷害事件をも辞さない圧力を掛けて来る事が前提で対策を取っているが、そもそもの対策がとられていない事。
また、真の原因と、取っている対策の検証も行われていない事。

なんとなれば、警察による事件の解明が行われていない中、これでよかったどうやって判断するかが課題。
このためには、原因の想定が十分確からしいと判断した事の合理性が必要。

内田、井上の連盟への申し立ては、これに逆らう行為。
また、確からしさの確保には、監督会の理解は必須。

他大学が連盟を抜けて新しいリーグとの間抜けな話をしている者が居るが、そんな事があるわけない。
他大学多数が連盟の判断に反対するときにあるには連盟の解散。
つまり連盟は一大学を守ることなどあり得ず、結果、日大の除名に至る。

一方日大はこの判断に不服なら、連盟を抜ける事になる。選択肢はこれだけ。

日大が悪くないなどと言う根拠のない戯言、日大が強いかもしれないと言う本件の判断に関係しない幻想。
ここで語られているだけであれば、便所の落書き、所詮そんなものだろう。

しかし、、、、月末の判断は楽しみだ、プレスは騒ぐだろうし、特に某週刊誌なども狙っているだろう。

関係者の結束が無いと、また、混迷を深める事になる。

結果現状維持が結論となる。

騒げば騒ぐほどこの図式から抜けられない。