@加害者選手や監督、コーチ陣、チームに対する処分を実行する。コーチ陣の一掃も是正処置に過ぎない。
A加害者選手の行為がなぜ、どのような経緯で発生したのかを第三者委員会が事実に基づき検証する。
Bその検証結果から加害者選手の行為の本質的原因が何であったかを特定する。
C本質的原因に対する対策を検討する。この対策が再発防止策となる。
D再発防止策を実行する体制や実行計画を決定する。場合によってはこの体制が新指導者や現役選手、スタッフ、父母会を含むチーム全体の運営体制となる。
E再発防止策を実行し、一定期間の実行結果により再発防止策の有効性や実行体制、実行計画に問題がないかを確認する。場合によっては実行計画の一部を見直す。

Eまで実施し、有効な再発防止策と実行体制が確認できれば、処分解除していいかの判断が行われる。現状はまだ@の段階だということを日大関係者は理解しなければいけない。