恵俊彰「玉木さんおっしゃったみたいに、本当にものすごい怪我になってた可能性があるわけですね」
玉木正之「あるわけです」
小川知子アナ「膝の辺りをタックルしてるんですよね」
恵「あっ、近藤さんも、近藤さん登場。」
近藤祐司「とにかくフットボールの基本は、相手を突き抜けるイメージでタックルする。当たるんじゃなくて当たってから突き抜けろって指導を受けるんです。だから、当たってからもう一回グッともうひと踏ん張りがあるってとこなんですけど・・・
膝ですね。ここ、きましたねえ。最後、タックルした映像見ればわかりますけど、最後こうグッとねえ」
恵「あっ、捻った」
近「ちょっと最後、捻りがあるんですね」
恵「捻るんだ」
近「全体重をグッと乗せるんですよね。こう、いちばん怖いタックル」
恵「ここ、こう足をぎゅっと捻ってるんですよね。それなんでなんですか。倒すってことですか」
近「捻るっていうのは、膝っていうのは、こういう状態だとまだ防御取れるんですけど。立ってるとすぐに膝の靭帯をやられてしまうんですけど。その状態で、立ってる状態で、後からガンと来るので、受身も取れませんから、
もうバキッという音しか・・・音が聞こえてくるイメージしかないくらいです」
恵「ここをこう、捻るというのはラグビーとはまた違うんですね」
国際弁護士八代英輝「それ完全にラフプレーですよね。靭帯を切りにいってるんですよね」
近「まあまあ、ただ1対1でタックルする、ボールを持ってる選手にそれをした場合は別に普通なんです」
八「捻っていいんですか」
恵「捻っても」
近「そりゃもう、普通にありますね」
スタジオ「へぇ〜」
近「パイルの中とか。そりゃ、お互いが勝利に向けて貪欲にやってますから・・・」
恵「ただ、こう倒しゃあいいってもんじゃないんですね」
近「倒すんですけど、やっぱりディフェンスとしては痛いタックルをしたいですし・・・」
スタジオ「えぇ〜笑」
近「止めたいですから、そういう高ぶった気持ちでやってます・・・いいエネルギーにコーチが向けていくってのが大切なんです」

”2回目の悪質タックル”について
小「同じ日大の選手がまたタックルで相手を倒します。ボールは画面右側に移動してるんですけども、またQBの選手を執拗に追いかけましてプレーと関係ないところで倒していますまったくプレートは関係ないところでタックルしてるのがわかります」
デーモン小暮「あいつだけを狙ってる」
小「交代した新しいQBの人に対しても悪質なプレーをしているという事なんです」

”3回目の悪質タックル”について
小「またタックル以外でもラフなプレーがありました。今度は混雑したプレーの中で起きました。相手と激しくぶつかった後、倒されてしまいます」
恵「もう、なんか喧嘩みたいだね」
小「倒されたことに腹を立てたのか執拗に相手選手に絡んでいきます。よく見るとヘルメットを殴っているようにも見えます。ブロックしてきた関学の選手ともみ合って相手選手を殴って処分となったということです」

恵「近藤さん、これどういうことなんですか」
近「1回目に比べたら2回目、3回目は実はハードに行ってる分で、退場になるプレーではまったくないんです。誤解を恐れずに言えば、1回目とはまったく質の違う2回目3回目のプレーです
2回目も激しめに行ってますし、3回目はアメリカンフットボールの試合ではよく熱い試合では最後、笛がなるまで押し合いをしてたりとか、ピーッと笛が鳴ればそこで終わるのが普通なんですが」
恵「なんかこう、ボールとは全然関係ないところで自分がこけちゃってね、こう立ち上がって、なんか前が塞がれたからなんか・・・みたいに見えましたけど」
近「でもそれはオフェンスの選手としてはボールに近づけないためにやる普通のことですから、相手を行かせないように・・・相手を行かせないように守るというのは仕事ですから、こう普通に押し合いをしたっていう」
玉「まあ、ちょっとラフに近いところはありますけどね」
近「ただ、同じ選手がやってるんでということですよ」