【アメフット】ようやく監督謝罪も…日大全体のイメージ悪化 関学大も部員も疑念消えず

監督として昨季、チームを27年ぶりの大学日本一に導いた内田氏は、日大の人事担当常務理事、人事部長、
さらには運動部を束ねる保健体育審議会局長も務める実力者だが、後手に回った対応が傷を深くし、
大学のイメージも悪化させた。
 
関学大が24日を期限に求めている“宿題”も残ったままだ。日大側は15日付の回答書で、指導陣による
意図的な反則の指示を否定したが、関学大側は回答を「不十分」とし、再回答を求めている。
内田監督はこの日、「全て私の責任。弁解もいたしません」としながらも、自身による反則行為指示の
有無については「文書で回答する」と言及を避けた。
 
選手本人は「『(反則を)やるなら出してやる』と監督から言われた」と周囲に話しており、
産経新聞の取材に応じた日大の現役部員によると、部員の多くも納得していないという。
疑念は膨らむばかりだ。
 
今回の問題によって、アメフット競技そのものが「危険なスポーツ」とのイメージを植え付けられたことを
危惧する関係者も多い。21回の大学日本一を誇る名門によって引き起こされた一連の騒動。
監督辞任で幕引きではなく、一刻も早く周囲が納得する説明をすべきだ。

https://www.sankei.com/sports/news/180520/spo1805200004-n1.html