関学で30年ほど前にQB猿木氏が近大との試合でのタックルで半身不随になる
事故が起きた。今回は3週間ほどで後遺症としてもそれほど深刻化していない。
しかしTVを含むマスコミ報道で今回との差は日大と近大との対応に大きな差が
あったからだ。猿木氏の事象では関学も偶発的な事故と認めてるが対戦相手の
近大は猿木氏病室にすぐ見舞いをするなど誠心誠意の対応を行っている。日大
及び内田はすぐに動くべきだった。だんまりを決め込んで動かなければ大した
ことにならないという甘い考えが今回の幾何級数的な全方面負の拡散を招いて
しまった。今回の件で日大アメフト部の傷は相当深い。秋期リーグ戦に間に合
わせるためには日大首脳部の相当な覚悟による監査を行った上で大学全体レベ
ルでの謝罪と原因究明、今後の対応策発表記者会見が必要。こうなるともう
内田の理事解任まで踏み込んだスケープゴートにしてしまうしかない。そうで
なければもはや収まりがつかないのである。