“悪質タックル”は監督の指示?名門で何が

■選手個人のラフプレーか、監督の指示か

焦点は、これが「選手個人のラフプレー」なのか「監督が命じた組織的なもの」なのか、
ということだったが、16日、日大アメフト部の関係者が「監督の指示だった」と証言した。

さらに関係者によると、監督が選手に、試合の出場と引き換えに危険なタックルをするよう指示したという。

内田監督は、日大の常務理事や人事担当を務めていて、大学の実質的なナンバー2の立場。
日大のある関係者は、内田監督について「職員も何も言えないくらい怖い。意見する人はいない。
反対の意見なんてものは存在しない」と話していた。(中略)

■被害を受けた選手の父は…

タックルを受けた選手の父親は、取材に対して「日大が指導者を一新するなどの対応がなければ、
告訴も検討せざるを得ない」と話している。

ルールを守り、勝負する場で人間として成長するのが大学スポーツの精神で、選手の誇りでもあると思う。
今回の問題が起きて、アメフトを真摯(しんし)にやっている学生、コーチ、関係者は、
本当に残念な思いをしているのではないだろうか。

http://www.news24.jp/articles/2018/05/16/07393215.html