【アメフット】悪質タックル招いた? 日大・内田監督の学内での強大すぎる権力

波紋が大きく広がる一方の悪質タックル問題。報告のためスポーツ庁を訪れた日本協会の国吉会長が
「あり得ないプレーだと思う。誠に残念で心よりおわびする」と陳謝した前代未聞の反則プレーは、
内田監督の指示だったことが指摘されている。同監督は試合前、相手QBを負傷させる趣旨の命令を
当該選手にしていたという。
 
事実だとすればもはや「スポーツ」とは言えない蛮行だが、周囲から「さすがにそれはおかしいです」
という声が上がらないのも不可思議だ。しかし日大内部をよく知る関係者は「この話を聞いて、
内田氏のおごり体質が出たな、と思いましたよ。みんな『起こるべくして起こった』と思っている。

アメフット部はもちろん、日大の関係者は誰も内田氏に逆らうことなんてできないんですよ」と
憤りながら話した。
 
内田監督は日大の常務理事で人事を担当。さらに同大保健体育事務局のトップに立っている。
アメフット部のみならず、日大の体育会、大学そのもので絶大な権力を握っているという。
体育会だけを例にとっても「各部の入部人数や予算を決められる立場。アメフット部は
有給のコーチも雇え、予算も多く選手も好きなだけ獲得できる。でも気に入られない部は
冷遇される」(同関係者)。
 
大学本体を意のままに操る権力の持ち主に、アメフット部員やコーチが「それはおかしい」
などと意見できるわけがない。内田監督については「律義で優しい人。あの人の指示とは
とても思えない」との声も上がるなか(本紙昨報)、大学内では“別の顔”も持っていたということか。

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1009600/