そして、内田は粘りに粘ったけど、監督はもうこれ以上粘れなかった

なぜなら、このまま問題追求が続けば、
「この学生は何故反則タックルをしたか?」
から、
現在の
「この反則は監督の指示なのか?」
を経て
「何故監督はこのような指示をしたのか?」
の追求が始まってしまう

これは一部報道で「去年の定期戦でもあった」と出ているように
「関学の戦力を削ぐため」と見られがちだけど(その意味もあるだろうけど)
本質は、「自分の権力を誇示するための見せしめ」である可能性が高い

独裁的な権力を握って好き勝手やってきて
多少なりとも刃向かう者には徹底的に嫌がらせをして圧迫し追い込み
見せしめとして他の反抗者が出ないようにする
そんなことが日常的に行われていたのではないか
そのために、見せしめとして宮川に反則をさせたのではないかと

この推論の根拠は「部員がたくさんいるミーティングの場で反則を指示したこと」、及び
「1プレー目に必ず」という、バレないようにうまくやることよりも宮川にプレッシャーを与えることを優先したこと
この2点において、目的は「相手のQBを壊す」ではなく
「宮川に嫌がらせをして見せしめとする」だったと推測できる

内田が辞任せずにこれ以上監督を続けていたら
こういった日常的なパワハラや常軌を逸した嫌がらせをメディアも追求し始めたはず

それを避けるためにも辞めるしかなかった
辞めて収まるかは知らないが