>>936
日大アメフト部の危険行為「容認できない」 スポーツ庁長官 | NHKニュース

大学アメリカンフットボールの強豪、日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手による重大な反則行為があり、
スポーツ庁の鈴木大地長官は「衝撃的で非常に危険なプレーで容認できない」と述べ、事実関係や背景を確認し
再発防止につなげることが重要だという認識を示しました。

今月6日、都内で行われた日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手が、パスを投げ終えて無防備な状態だった
関西学院大の選手に後ろからタックルし、関西学院大の選手はケガによる途中交代を余儀なくされました。

関西学院大によりますと、タックルされた選手は試合後、右ひざなどのケガで全治3週間と診断されたほか、
さらに左足にしびれがあるということです。

これについてスポーツ庁の鈴木長官は、14日午後の記者会見で「衝撃的で非常に危険なタックルだ」と
指摘しました。そのうえで「危険なプレーを容認するわけにはいかない。なぜ、そのプレーに至ったか
探ることが必要だ」と述べ事実関係や背景を確認し、再発防止につなげることが重要だという認識を示しました。

この行為を巡って関西学院大は、「選手を傷つけることだけを目的とした、意図的で極めて危険かつ悪質な行為」
と指摘したうえで「試合後の監督のコメントは、反則行為を容認するとも受け取れる」として日大に抗議文書を送り、
チームの見解やケガをした選手への謝罪、監督のコメントの撤回などを求めています。

一方、日大広報課は「今後、アメリカンフットボール部や競技団体から情報収集して対応を検討したい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180514/k10011437831000.html?utm_int=news_contents_news-main_002