関西リーグ2位に全日本大学選手権の決勝(甲子園ボウル)への挑戦権を残す方式は2015年12月に急遽、関学出身の関西学生アメリカンフットボール連盟理事長の一言で決定したらしい。
理由の一つは2015年秋、関学が立命に敗れたこと。
再選方式であれば、関西学院のほうがコーチ、分析スタッフの力で立命より有利になると考えられたこと。
リーグ制覇した立命館が2015年11月29日、西南学院大と西日本代表決定戦を行ったが、48−17と関西連盟理事長が考えたほどの点差がなく、さらに今後、西南学院大が関西の各大学OBや法政大OBの指導により力を付けてくることが予想されたこと。

いくら東海や九州の一部の大学が力を付けても、部員数も圧倒的に差があり、関西1位のミスに付け込んでマグレで勝利することはあっても、関西2位、1位の2校に連勝するのは困難なこと。

甲子園ボウルは主催は日本学生アメリカンフットボール協会であっても、主管は関西学生アメリカンフットボール連盟が担当。
準備などはほとんど関西連盟が担当なのに、関西の大学が出場しない甲子園ボウルだけは絶対に阻止しなければならない。

東海や九州の大学が関西リーグ1位の油断やミスに付け込んでマグレで甲子園ボウルに出場することだけは絶対に阻止。
これが今の決定戦方式になった理由らしいよ。