東海大学は創部されてからまもなく半世紀。
創部してから間もない時期に入学してきた、現在の総監督が73年に監督に就任してから
今までずっと、徹底的にウエイトトレーニングを行い、
フィジカルの強さを生かした伝統的なオプションプレーとパワープレーのランニングアタックが主体。

パスプレーを主体としてきた時期なんかほとんどない。
強いて言えば、2003年、QBの石川がいた時代は、パスも多めに組みいれて多少、バランスが良かったくらい。
この時もでも強力なRBの岩崎と進士の2枚看板がいてランプレーは多かった。

この40年間、明治大、東海大、専修大の3大学はコーチ陣の入れ替えも他の大学より少なく、ひたすらランニングアタックを主体としてやってきた。

この3校が凋落した原因は、高校生のリクルートというより、ランニングアタック主体のチームという伝統を変えずにやってきて、時代のトレンドからズレてしまってきていることが原因かもしれない。

専修大学がウィッシュボーンを主体にしていた頃はQBは4人目のRBと言われていたくらいだから。

東海大学はそんな風土のチームだから、来年も自然と目立つRBが登場してくると思うよ。
オフェンスラインはそんなに悪くないし。
どのみち、良いRBがいないからと言ってパス主体に変えてくるチームではないし。