今季で勇退する竹之下健三監督のインタビュー
――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 悔しい負けですが、力負けですよ。自陣で2回ファンブルロストをしてTDに結び付けられた。うちは前半に相手陣に攻め込んでもTDを取れず、FGすら蹴れなかった。
あそこでしっかりTDを取らないといけないんですが、これがTOP8との力の差ですよ。BIG8なら、タックルを食らってもあんなファンブルをすることはないですし、やっぱりハードヒットなんです。
相手は全敗とはいえTOP8でいい試合をしてきていますから、そういうところでTOP8とBIG8の差が出ますね。そうはいっても流れをこっちに引き寄せられなかったのは残念です。トータルで力負けでした。



――どんなところにTOP8と一番実力差を感じましたか

 やっぱりパワーが違いますよ。ディフェンスは頑張ったと思います。
頑張ったけど、(オフェンスが)取るべきところで点が取れない。相手は強いタックルでファンブルロストを誘う。そこの差というのはものすごく大きいですね。



――12年間の監督生活はいかがでしたか

 12年間、最初の年は2部でスタートしましたが全勝で1部に昇格し、11年間1部でプレーできました。おかげさまで公式戦通算では勝ち越すことができ、私個人としては良しとしなければいけないでしょう。
来年は、私は1ファンとしてスタンドから応援します。