商売としての日本の音楽教育に問題があるのです。

昔の日本のようにハニホヘトイロハで教えてしまえば音そのものと
名称とが一致するのに、ドレミファソラシドをハ長調の中で固定して
教える今のやり方で脱落しないほうがおかしな話でもあります。

中高生のブラスバンドや消防音楽隊で素人に早く覚えてもらって
メンバーとして使いたいという指導者や教官の立場を考えた時に、
後者の方法であればこんなにも楽な方法はないと言うのも理解は
できます。

しかし習った側の立場を考えた場合に、趣味としてやっていくなら
まだしもこれで食べていけるようになりたいと思った途端それまで
習ってきたことが足枷となってしまうのです。

ドレミファソラシドはどの音程からも始めることができる。
ハニホヘトイロハは音程がほぼ定まっている。

♪どれみふぁそーらふぁみっれっど〜

おそらく親御さんのためのCMです。
音楽教室の先生も自分の子供にこんな教え方はしないでしょう。